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マットレスと敷布団を重ねるのは良くない?寝心地が悪いときの対策
更新日:2026/03/02
マットレスと敷布団を重ねるのは良くありません。その理由は、マットレス、敷布団それぞれが単独で使用することを前提に設計されているからです。敷布団は、折り畳み、収納できるので使い勝手も良く来客用に用意している家庭も多い寝具です。
今使っているマットレスが「何か物足りない」「寝心地が悪いような気がする」などと感じ、「マットレスと敷布団を重ねて使ってみよう」と思うかもしれません。ここではマットレスと敷布団を重ねることで起きる問題点と、寝心地を改善するための正しい対策について解説します。
マットレスと敷布団を重ねるのはNG
マットレスと敷布団は、それぞれ異なった役割を持つ寝具のため、重ねて使うことはおすすめできません。敷布団の大きなメリットは軽量で持ち運びが簡単という点です。ほとんどの敷布団は、カバーの洗濯や天日干しもできるため、常に清潔に使えることも魅力の一つでしょう。
一方、マットレスは一般的にスプリングが使用されているため敷布団よりも厚みがあり、使用される詰め物の種類や厚みにより体圧分散(寝心地)に差が出ます。またスプリングが内蔵されていることで理想的な寝姿勢を保つことができ、反発力で寝返りが打ちやすいことがメリットです。敷布団とマットレスを重ねて使えばそれぞれの良さが引き出され、寝心地が良くなるのではと思うかもしれませんが、実はその反対で、どちらの機能も損なわれてしまう可能性が高いのです。
マットレスと敷布団を重ねてはいけない理由とは
マットレスと敷布団を重ねてはいけないのには、具体的にどのような理由があるのでしょうか。
主な理由としてはマットレスが持つ本来の体圧分散が機能せず寝姿勢が悪くなる、湿気がたまりやすくなり、良質な睡眠が取れなくなる、などがあります。順番にご説明していきましょう。
マットレスの体圧分散がうまく機能せず寝姿勢が悪くなる
マットレスには、スプリングマットレス(ポケットコイル・高密度連続スプリングなど)や、ウレタンマットレス(スプリングを内蔵しない低反発・高反発マットレス等)などいくつかの種類がありますが、それぞれ体圧分散性を考慮して設計されています。例えばポケットコイルスプリングマットレスは、中にあるスプリング(バネ)が沈むことで体の曲線に沿って支えるように出来ており、高密度連続スプリングはマットレスにかかった体重(荷重)を受け止めて分散させ、スプリングの反発力でしっかり体を支えることに優れています。ウレタンマットレス(ノンスプリングマットレス)の場合、低反発マットレスは身体の曲線に沿ってゆっくり沈んで包みこむように支えること、高反発マットレスは反発力が強く寝返りを打ちやすいことが大きな特徴です。いずれも敷布団を重ねて使うことは想定していないため、実際に敷布団を重ねるとマットレス本来の体圧分散を損なう可能性があります。また、マットレスの硬さが変わることで寝姿勢が崩れてしまい、結果的に寝返り数が増えたり、寝返りが打ちづらくなります。睡眠中自然な寝返りを打つことが出来ないと、良質な睡眠を得ることができません。
湿気がたまりやすくなりマットレスの寿命が短くなる
「人は就寝中にコップ一杯程度の汗をかく」といわれるとおり、マットレスには湿気がたまりやすくなります。多くのマットレスは、この湿気を逃がすよう通気性を考慮した設計ではありますが、寝汗による湿気がたまりすぎないよう日ごろから乾燥を心がけることが大切です。マットレスに敷布団を重ねてしまうと湿気を逃がすことがより難しくなり、カビの発生リスクが高くなってしまいます。カビは健康を損なう原因となる恐れもありますし、スプリングマットレスの場合は湿気がたまった状態が長期間続くと内部のスプリングが錆びてしまうことがあります。このように、マットレスと敷布団を重ねて使うと健康へのリスクが生じるとともに、マットレスの寿命を短くすることにもつながってしまうのです。
寝心地を改善する方法
マットレスと敷布団を重ねるなどせずに寝心地を改善するにはどのような方法が良いのでしょうか。ここでは、寝心地の改善が期待できる、ベッドパッド、マットレスの買い替え、マットレストッパーの3つの対処法についてご紹介します。
ベッドパッドで寝心地を調節する
寝心地の調整には、まずベッドパッドをおすすめします。ベッドパッドを敷く位置は、マットレスとマットレスカバー(ベッドシーツ)の間です。マットレスの硬さやへたりなどを改善することはできませんが、ベッドパッドの厚さや素材を選ぶことで多少、寝心地を調整することはできます。寝心地については季節によっても異なってくるため、夏と冬で使い分けられることもベッドパッドを使用するメリットのひとつといえるでしょう。自宅でも簡単に洗濯できるベッドパッドを使用することで汗や汚れ、湿気などからマットレスを守り、洗濯が難しいマットレスを清潔に保つことができます。
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マットレスの買い替えを検討する
マットレスの寝心地を改善するために、敷布団を重ねている場合、マットレスの劣化が顕著に表れているため、マットレスの買い変えを検討しましょう。マットレスの寿命は、使用される方の体型や使われている素材や種類、メーカーによっても異なりますが、一般的に8~10年くらいとされています。マットレスの耐用年数を超えて使い続けていると、反発力の低下や、へたりやくぼみ、きしみなどの様々な劣化が見られるようになります。劣化したマットレスは、寝心地が悪いと感じるだけでなく、体のゆがみや肩こり、腰痛などの体の不調にもつながる可能性があります。本来のマットレスの役割は、眠りによって体を回復させることなのに逆効果になってしまわないように、寿命を迎えて寝心地が悪くなったマットレスは早めに買い替えを検討するのが寝心地改善の対策です。
関連コラム「マットレスの寿命は何年?交換するべき目安や長持ちさせるためのポイントを紹介」
マットレストッパーを使用する
マットレスの劣化とは違う原因で、寝心地が悪いと感じるのであれば、マットレストッパーを使用するのも有効な対策になります。マットレストッパーとは、マットレスの上に重ねるために作られた薄型のマットレスです。マットレスと敷布団を重ねることはどちらの機能も損なわれてしまう可能性が高いのでNGとお伝えしましたが、マットレスと重ねることを想定して作られたマットレストッパーや、敷布団と重ねることを想定して作られたアンダーマットレスであれば重ねても問題ありません。ただし、重ねることを想定して作られたマットレスですから単体で敷布団代わりなどには使えませんので気を付けてください。マットレストッパーは素材や硬さも様々ですから、すぐにマットレスを買い替えることができないときに寝心地を調整するにはおすすめの方法です。また、マットレストッパーはあくまでもサポート寝具ですので、寿命を迎えたマットレス、経年劣化しているマットレスは、快適な睡眠を損なう要因となるため、なるべく早く買い替えることをおすすめします。
寝心地の改善におすすめの商品
寝心地改善方法のひとつ、マットレスの買い替え。気に入って長く愛用しているマットレスが耐用年数を超え寝心地が悪くなってきた方や、新しくマットレスを購入したいと考えている方におすすめしたい、フランスベッドの商品をいくつかご紹介します。
LT-Plus LXAg(ハード/ミディアムソフト)
フランスベッドのライフトリートメントは、表生地に除菌機能「キュリエス・エージー®」を加えた衛生的なマットレスです。高密度連続スプリング®で体を面全体で支えるので、寝返りもしやすく寝心地も良くなります。LT-Plus LXAgは、トッパー付きマットレスという特長も持っています。マットレストッパー部分は、自分好みの硬さを選べることに加えてシーツ交換も簡単にできるので、日々のお手入れの負担にもなりにくいでしょう。
商品URL:LT-Plus LXAg(ハード/ミディアムソフト)
LT-レガシー
フランスベッド独自の高密度連続スプリング®の性能を引き出すために、2段に重ねたダブルデッキ構造のマットレスです。荷重分散をより高めた仕様になっているため、寝心地を改善させたい方に、おすすめです。
商品URL:LTレガシー(ハード/ミディアムソフト)
フランスベッドの商品を実際に体験
フランスベッドでは、ショールームへお越しいただき、実際に目で見て、触っていただくことをおすすめしています。「今使っているマットレスの寝心地に違和感がある」「新しいマットレスにしたいけど、種類が多くて分からない」などのお悩みがある方は専門スタッフが丁寧にアドバイスしますので一度体験にいらしてください。
まとめ
マットレスと敷布団を重ねて使うのは、マットレスの本来の役割である体圧分散の機能が発揮されないだけでなく、カビの発生などのいらないリスクを高めることも考えられるためおすすめできません。寝心地を改善したいときは、ベッドパッドやマットレストッパーなどのサポート寝具を使うのが良いでしょう。また、マットレスの見た目は変わらなくても耐用年数が超えているのが原因で寝心地の悪さを感じている場合もあります。その場合はマットレスに寿命がきていますので、睡眠の質を低下させないためにも思い切って買い替えることも検討してみましょう。
この記事の監修者
上村英樹
フランスベッド株式会社
インテリア営業企画部 インテリア営業開発課 課長
スリープアドバイザー/スリープアドバイザー講師/電動ベッドアドバイザー/羽毛フィッティングアドバイザー
大阪経済大学経営学部を卒業後、1997年フランスベッド株式会社に入社。関西エリアで25年以上営業業務を経験後、インテリア事業本部へ。現在はベッドやマットレス、羽毛布団など広範囲にわたる商品知識と接客経験を活かし、スリープアドバイザー研修や新入社員研修等の社内研修講師を務める。









