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ベッドパッドとは?敷きパッドとは何が違う?選び方が知りたい

更新日:2025/01/17

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ベッドに使用するベッドパッドと敷きパッド、この2つの違いをご存じでしょうか?なんとなく似ているように思うかもしれませんが実はこの2つは役割が異なります。ここでは、ベッドパッドと敷きパッドの具体的な役割と、選ぶときのポイントについて詳しくご紹介します。

ベッドパッド・敷きパッドとは? 

ベッドパッドと敷きパッドは、どちらも睡眠時の汗や湿気を吸収する役割と寝心地を調整する役割を併せ持つ寝具ですが、敷くときの順番が異なります。
ベッドパッドは、マットレスとベッドシーツの間に敷くもので直接肌に触れることはありません。厚さや素材を選ぶことで、マットレス表面の硬さを自分好みに調節することができます。

一方、敷パッドはベッドシーツの上に敷いて使用するもので、直接肌に触れることになります。好みの素材を選ぶことで、肌触りや、温度、湿度を調整でき、寝心地をより良いものにすることができます。

どちらも汗や汚れからマットレスを守り、定期的にお手入れをすることで清潔な睡眠環境を保つことができます。ベッドパッドや敷きパッドを敷かずにベッドを使用する方もおられますが、洗えないマットレスを清潔に維持するためにも是非使用したほうが良い寝具です。マットレスが体に合わないと感じる場合にまずベッドパッドを買い替えてみたり、季節により敷きパッドの素材を変えて爽やかさや暖かさを楽しむなど、上手に利用すればより快適な眠りを得る事ができます。

ベッドパッド
敷きパッド

ベッドパッドの主な役割

マットレスを汗や汚れから守る

ベッドパッドの主な役目は、マットレスに汗や汚れが付着するのを防止することです。マットレスは形状が固定されている上、持ち運びもしにくいため、簡単にメンテナンスをすることができません。そこで、マットレスの上にベッドパッドを敷いて、マットレス本体を汗や汚れから守る必要があるのです。たとえベッドパッドが汚れてしまっても、こまめにメンテナンスをすることで、マットレスを清潔な状態に保つことができます。

寝心地を調整する

マットレスを購入したものの、使っているうちに違和感を覚えることがあります。そんな時にベッドパッドを使えば、好みに合わせて寝心地を調節することができます。また、季節に合ったベッドパッドに替えることで、寝苦しさの解消も期待できます。寝心地を改善したくなったら、まずはベッドパッドの購入や買い替えを検討すると良いでしょう。

ベッドパッドの種類によっては「汚れ防止用」や「寝心地調整用」など、1つの役割に特化したものも存在するので、目的に合わせて使い分けても構いません。

ベッドパッドの敷き方

まず、マットレスの上にベッドパッドを敷き、その上からシーツをかけます。裏面にすべりにくい素材を使用したベッドパッドの場合は「置くだけ」ですが、四隅にゴムがついているタイプの場合はマットレスの四隅にきちんとゴムをかけましょう。これによって睡眠中にベッドパッドがずれることを防ぎます。また、ベッドパッドはマットレスと同じ大きさのものを使ってください。サイズが合わないものを使うとずれやすくなります。

【らくピタ キャメル&ウールベッドパッド】

柔らかく、しなやかなキャメルと弾力性に富むウールの贅沢な2層構造。裏面にすべりにくい素材を使用しています。

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ベッドパッドの素材

ベッドパッドは使われる素材によって特徴が変わってきます。素材それぞれの特徴を理解した上で最適なものを選びましょう。

ポリエステル

ポリエステルのベッドパッドは、比較的値段が安価な上、洗濯をしてもすぐに乾くという特徴があります。また抗菌加工されたものや、メッシュ素材を使用したものもあり、季節を問わず使えます。

綿

綿で作られたベッドパッドは、汗の吸湿性に優れています。天然素材で肌触りが良く、どの季節においても使用できる点が魅力です。ポリエステルに比べて洗濯後の乾きは遅くなります。

高い通気性が特徴の麻は、熱がこもりにくいという利点があります。春や夏のように、寝具に涼しさが欲しい季節にぴったりです。質感や肌触りは固めのものが多いので、人によっては好き嫌いが分かれるかもしれません。

ウール

ウールは保温性や吸湿発散性に優れており、通年を通して使用できる上、弾力性も持ち合わせています。ベッドパッドとして欠点らしい欠点がない優れた素材ですが、ほかの素材よりも値段が高めのものが多くなっています。

ベッドパッドの選び方

ベッドパッドを選ぶときは、自分が重視しているポイントは何かを考えておくと、どのようなものを購入すればよいか決めやすくなるでしょう。
フランスベッドでは、羊毛やキャメルわたといった天然素材が持つ自然の吸湿・放湿性を活かしたベッドパッドや、吸湿発散・発熱機能を併せ持つ特殊素材を使用したベッドパッドなど、特徴ある素材のベッドパッドを取り揃えています。クッション性の高さにこだわりがある場合は、素材だけでなく詰め物の量も確認してみてください。また、マットレスと組み合わせることを前提として作られたベッドパッドもあります。

その他にも、除菌機能をもつ生地を使ったベッドパッド、洗濯機で気軽に洗えるベッドパッドなど、衛生面に特化したべッドパッドもあります。まずは最も重視するポイントをおさえて、そのほかのこだわりには優先順位をつけ、今の自分にとって最適なものを選びましょう。

敷きパッドの選び方

敷きパッドの選び方についても、ベッドパッドと同様に素材の特性について理解することが大切です。また、ベッドパッドと違って肌に直接触れるものなので、より快適と感じる好みの素材を選びましょう。
ただ、季節によっても快適と感じる素材は違ってきます。夏用には肌触りがさらっとして熱がこもりにくい麻素材、冬用には保温効果の高い素材を使ったものがありますので、使い分けるのがおすすめです。オールシーズン同じ敷パッドを使用する場合は、吸水性、通気性、保温性に優れた綿などが良いでしょう。いずれの場合も直接肌に触れるものですので、清潔に使い続けるために家庭用の洗濯機で洗える素材かどうかなどお手入れのしやすさも考慮して選ぶようにしましょう。

ベッドパッドのお手入れ方法

まず、ベッドパッドの上にかけているシーツはこまめに洗濯しましょう。湿気が気になるときは、製品についている品質表示ラベルの指定通りに干してください。それに加えて、雑菌やダニの繁殖が気になる場合には3ヶ月に1度くらいの頻度でベッドパッドを洗濯しましょう。ベッドパッドは、使われる素材によって洗濯機で水洗いできる場合とできない場合があります。例えば、使用されている素材がポリエステルや綿のベッドパッドであれば、基本的に家庭用の洗濯機でも洗うことが可能です。洗濯表示ラベルを確認した上で、洗濯機を使用しましょう。

洗濯の際は「ふとん洗い」や「毛布洗い」に設定し、優しく洗うことを心掛けてください。洗濯後には、ベッドパッドを風通しの良い場所で陰干しさせましょう。乾燥機を使うのは、素材が縮んだり、詰め物が偏ったりするケースも多く、あまりおすすめできません。洗濯機が使用できないベッドパッドの場合は、クリーニング店に依頼をすることで清潔な状態を保つことができます。洗う手間を短縮できるという点で言えば、家で洗濯可能なベッドパッドもクリーニング店に依頼をしても良いかもしれません。

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まとめ

ベッドパッドと敷きパッドの役割の違いや選び方などについてご紹介しました。どちらも快適な眠りをサポートするのに大切ですので季節や生活スタイルに合わせて選び、適切なお手入れで睡眠環境を整えるようにしましょう。

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