ダブルベッドのサイズはどれくらい?
部屋別のサイズ感を紹介
2人暮らし用のベッドとして真っ先に思い浮かぶのはダブルベッドではないでしょうか。購入時に2人用だからと他のサイズを検討しない方もおられるでしょう。
しかし、実際にダブルベッドを2人で使う場合、寝返りのしやすさはどうなのでしょうか。また、寝室の広さがどのくらいであれば不自由なくダブルベッドを置けるのでしょうか。寝心地の面から見た幅感や、お部屋に置いた時のサイズ感について確かめていきましょう。
更新日:2024/10/25
ダブルベッドのサイズは幅140cm×195cm~
ダブルベッドはマットレスのサイズで幅140cm × 長さ195cmほどで、多くのホテル予約サイトではダブルベッドの部屋をシングルユース(1人利用)、ダブルユース(2人利用)のどちらでも予約可能な場合が殆どです。2人用の標準的なサイズと思われているダブルベッドですが、このように1人での使用も想定される程度の幅感であり、実際2人で使用してみると狭いと感じる方も少なくありません。というのも140cm幅のダブルベッドは1人当たりのスペースがわずか70cmと眠るためには最低限と言われる幅なので、2人で眠る場合に快適な睡眠を得るのは難しいかもしれません。特にどちらか1人か2人とも寝返りをよく打つという場合には、本当にダブルサイズで良いのか購入前によく確認する必要があります。反面、1人で使用するなら寝返りも打ちやすくゆったりと眠ることができるので、1人暮らしであっても部屋の広さに余裕がある場合には検討しても良いかもしれません。
【サイズ別】ベッドの大きさ比較
サイズ名称 | 幅×長さ | ダブルサイズとの比較 |
---|---|---|
セミシングル | 85cm×195cm~ | 幅:-55cm |
シングルサイズ | 97cm×195cm~ | 幅:-43cm |
セミダブルサイズ | 122cm×195cm~ | 幅:-18cm |
ダブルサイズ | 140cm×195cm~ | - |
ワイドダブル | 154cm×195cm~ | 幅:+14cm |
クイーンサイズ | 170cm×195cm~ | 幅:+30cm |
キングサイズ | 194cm×195cm~ | 幅:+54cm |
セミダブル・ダブル・クイーンサイズのベッドの選び方
セミダブルは、ダブルサイズよりマットレスの幅が18cmほど狭い、1人用のベッドサイズです。体格が良く寝返りもよくする人であれば、シングルサイズよりもセミダブルのほうがおすすめです。
ダブルサイズは前述のように2人で使用するには最低限のサイズです。使う人の体格、寝相なども考えあわせて購入を検討しましょう。お店やショールームで実際に横になって確かめてみるのも大切です。ダブルサイズより広めのベッドとしてよく検討されるのはクイーンサイズです。但し、クイーンサイズはメーカーにより幅が大きく異なっており幅160cm程度の商品もありますので良く確認してください。フランスベッドのクイーンサイズはダブルサイズより30cmほど広い170cm幅で、マットレスの大きさもかなり大きくなります。そのため85cm幅のマットレスを2本並べて使う場合もあり、その場合はそれぞれの体格に合わせて硬さの違うマットレスを選ぶこともできます。
ダブルベッドを部屋に置いたときのサイズ感は?(6畳・8畳)
ダブルベッドを6畳、8畳の部屋に置いたときのサイズ感をみてみましょう。ひとくちに6畳といっても、地域や建物によっては1畳の大きさ自体が異なる場合もあります。必ず部屋とベッドの実際の寸法を確認しましょう。
6畳の部屋の場合
ダブルベッドを6畳の部屋に置く場合、ベッド周りを移動するためのスペースはある程度確保できます。ベッド脇にライトや時計、スマートフォンなどをおきたい場合は、ナイトテーブルが便利です。小さめのナイトテーブルならベッドの両サイドに置くこともできるでしょう。引き出し収納があるベッドフレームを選んだ場合は、引き出しのある側を広く取れるように工夫して配置する必要があります。
8畳の部屋の場合
ダブルベッドを8畳の部屋に置く場合、他の家具を置くゆとりが生まれます。配置の仕方によってはデスク・チェアやチェストなどを置くこともできるでしょう。クローゼットの扉やコンセント、窓の位置などを考慮しながらベッドを置く場所をきめていきましょう。また、8畳の部屋の場合、ダブルサイズよりも大きいクイーンサイズのベッドを置くことも可能です。べッドの広さを重視するのか、その他のスペースにこだわるか、暮らし方にあわせて検討してみてください。
おすすめのダブルベッドをご紹介
ダブルベッドは大きく存在感があるので、他の家具や部屋全体とのバランスを考えて選びたいものです。ここでは、さまざまなデザインや機能をもつフランスベッドのダブルベッドをご紹介します。
デザインにこだわりたい方に。おすすめのダブルベッド
ダブルベッドはヘッドボードの幅が広く、お部屋の中で大きな面積を占めます。床や壁に馴染むような落ち着いた色合いを選ぶならデザインはスタイリッシュなものを、さらに思い切ってお部屋の主役になるような個性的なデザインを選ぶと、リラックスタイムの楽しみが増えるかもしれません。
【IL-304】
洗練されたデザインで多くの方に選ばれてきたロングセラー。濃淡2種類の色から選ぶことができます。DR(引出し付き)タイプは、サイドテーブルとしても利用できる引出しを床から浮かせたデザインで、一体感があるすっきりとしたスタイルです。
【FA-05】
2色のレザーと7色のファブリックから選ぶことができるスタイリッシュなデザイン。中厚の革張りタイプはもちろん、ファブリックタイプもベルベット調・モール糸使いで厚みと光沢があり、高級感があるためインテリアの主役になります。
【HL-B02F】
年月を重ねた樹皮のような「特殊天然木突板」を採用し、凸凹のある木肌部分をストライプ状に配したデザイン。素材の特徴により1台ごとにヘッドボードの表情が異なり、特別感と木肌の風合いを楽しむことができます。
必要最小限のベッドフレームから、ハイスペックな電動ベッドまで。様々なダブルベッドをご紹介
マットレスが主役になる必要最小限のベッドフレームから、嬉しい機能がついたヘッドボード、ハイスペックな電動リクライニングベッドまで。暮らしに合わせて選べる様々なダブルベッドをご紹介します。
【FAD-FF】
快適な眠りのためにマットレスの幅はしっかり確保しつつも、ベッドフレームのサイズは最小限にしたい場合には、ヘッドボードのないタイプがおすすめです。ベッドの頭側を壁に寄せて置けば、枕が落ちることもありません。
【LT-102F】
ヘッドボードは、薄型でありながらスマートフォンをすっきりと収めることができるデザイン。USBポートが付いた収納場所が左右にあるので、2人で使う際にはそれぞれのスマートフォンを収めておくことができます。
【BO-06】
本革張りの高級感のあるヘッドボードが特長のラグジュアリーな電動リクライニングベッド。1人で広々と使える、ダブルサイズです。低反発フォーム入りのマットレスとのセットは、包み込むような寝心地を楽しむことができます。
フランスベッドのショールームであなたに合うベッドを選んでみませんか?
ベッドを選ぶときは、寝心地だけでなく素材感なども実際に確認してみることが大切です。
フランスベッドのショールームでは、様々なマットレスやベッドフレームをはじめ、枕や羽毛布団などの寝具にも実際に触れていただけます。また、ショールームでは眠りのプロである「スリープアドバイザー」が理想の眠りのための様々なアドバイスをさせていただきます。是非、お近くのショールームへご来館ください。
まとめ
体格や寝相には個人差があるため、シングル、ダブルといったベッドの「サイズ名」にとらわれすぎず、快適に眠れるサイズを選びたいものです。
2人で使う場合、ダブルベッドでゆったり眠れる場合もあるでしょうし、狭く感じてよく眠れずストレスになることもあり得ます。体格や普段の寝方を考慮しつつ、ショールームや家具店で実際に試して納得のいくベッドを選んでください。
この記事の監修者
フランスベッド株式会社
スリープ研究センター
センター長 島田彰
寝具、睡眠に関する基礎研究と製品試験を行う。JIS規格を上回るフランスベッド独自の社内品質基準FES(フランスベッド・エンジニアリング・スタンダード)規格に基づき、取り扱い商品や部材、部品に至るまで強度試験、耐久性試験などの品質評価を実施し、より高品質な商品作りへの取り組みを行っている。