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羽毛布団のクリーニングはいつするべき?適切な頻度はどのくらい?

更新日:2023/8/4

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羽毛布団をクリーニングに出す目安は、5~7年に1回です。頻繁にクリーニングに出すと、かえって羽毛布団を傷めてしまう原因になりますので注意しましょう。
ここでは、羽毛布団のクリーニングについて、詳しく説明していきます。

羽毛布団のクリーニングの目安は5~7年に1回

羽毛布団をクリーニングに出すのは、5~7年に1回程度で十分です。
頻繁にクリーニングに出すと、羽毛のかさが減り保温性が下がることや、側生地が傷み中身が飛び出してしまう可能性があります。
ただし、羽毛布団の使い方によっては、5年経過するまでに汚れが気になってしまうケースもあります。
特に汚れが気になる場合は、2~3年に1回を目安にクリーニングに出しましょう。

羽毛布団のクリーニング前に確認するべき3つの注意点

羽毛布団には洋服と同じように洗濯のタグ表示がありますのでクリーニング前にタグに記載されている内容や表示を必ず確認するようにしましょう。
布団の素材や洗濯表示次第では、クリーニングで洗えないものもあります。
ここでは羽毛布団をクリーニングに出す前に確認しておきたい3つのチェックポイントについて解説します。

(1)シルクが含まれているかどうか

シルクはなめらかでつるつるとした肌触りが魅力ですが、とてもデリケートな素材です。洗うとシルクの特徴であるなめらかさが失われてゴワゴワになることや縮んで固くなることもあります。
シルク、シルク混側生地の羽毛布団は、ウェットクリーニングはできませんが、石油系のドライクリーニングは可能です。(パールトーン加工されたシルク混羽毛布団はドライクリーニングもできません。)

(2)ノンキルト加工されているかどうか

二つ目に側生地に縫い目がないノンキルト加工と表示されている羽毛布団も、クリーニングで洗うことができません。
ノンキルト加工が施された布団は、縫わない代わりに接着剤が使用されているので、羽毛布団をクリーニングで洗ってしまうと、接着剤が剥がれてしまうからです。

(3)穴や破れがあるかどうか

三つ目に羽毛布団の側生地に穴や破れ、ほつれなどがあるものは中から羽毛が出てくる恐れがあるので、クリーニングで洗うことができません。穴や破れがひどい場合は、クリーニングの前に側生地のリフォームや交換などを検討したほうが良いかもしれません。

関連リンク 羽毛布団は洗える?洗える布団と洗えない布団の見分け方

羽毛布団のクリーニングの料金相場

羽毛布団のクリーニングには、クリーニング店に持ち込む方法と宅配クリーニングを利用する方法があります。料金はそれぞれで異なり、シングルの羽毛布団をクリーニング店に持ち込んだ場合、
1枚あたり約3,000~6,000円が相場となっています。
クリーニング店への持ち込みは、後日の受け取りなど手間はかかりますが、自己判断できない確認点なども判断してもらうことができ、羽毛を傷めずに洗濯してもらえることがメリットです。一方で宅配クリーニングは、1枚あたり約8,000~1万円と持ち込みの場合よりも相場価格は上がりますが、インターネットで24時間いつでも申し込みができる手軽さやクリーニング店にないようなオプションサービスがあることなどのメリットがあります。

日常的なメンテナンスのポイント

羽毛布団の品質を保つためには、クリーニングに出す回数はなるべく少ない方がよいでしょう。クリーニングに出さなくても長く使い続けるためには、日常的なメンテナンスが大切になります。
羽毛布団の日常的なメンテナンスについて、通気性を良くする、カバーをかける、天日干しをするなどのポイントを具体的に解説していきます。

(1)布団カバーをかけ、こまめに洗濯する

ポイントの一つ目は、羽毛布団に布団カバーをかけることです。
羽毛布団は頻繁にクリーニングに出すものではありませんので、布団カバーをかけ、カバーをこまめに洗濯することで清潔にし、快適さを保つことができます。布団カバーは素材や機能、着脱のしやすさなど様々なものがありますので羽毛布団に最適なものを選んで使用してください。
また、起床後には必ず布団をあげるようにすることも、布団を長持ちさせるための方法です。
布団をあげることで、敷布団と羽毛布団の間に湿気がこもるのを防ぎます。ただし、起床してすぐに布団をあげてしまうと、布団内に残った体温が湿気の原因となりますので布団をあげる際は、起床後少し時間をおいてからの方が良いでしょう。
ベッドで使用されている場合は、マットレスの上で半分にたたむ程度で十分です。

(2)カバーをかけての天日干し

ポイントの二つ目は、羽毛布団を乾燥した状態に保つための天日干しです。
湿気のこもった状態で使用し続けると羽毛のかさ高や弾力が低下することがありますので月に1~2回、1、2時間程度を目安に天日干しをしてください。
天日干しする時のポイントは、羽毛布団の側生地の痛みや汚れを防ぐためにカバーを掛けて干すことと、天気の良い乾燥した日の午前10時から午後3時くらいの間に日に当たるように片面1時間くらいずつ両面を干すことです。ただし、シルクが入っている側生地の場合は直射日光に弱いので陰干しにしてください。
季節の変わり目に羽毛布団をしまうときも、天日干しをしてからしまうようにしてください。
羽毛布団をしまう際の注意点としては一度圧縮すると羽毛布団の良さであるふんわり感が維持できないため布団圧縮袋を使わないことです。天日干しして羽毛布団を乾燥させた後、シーツに包み、布団ケースにいれるなどし、比較的湿気の少ないところで防虫剤をいれてできるだけふんわりとした状態で収納しておくと、羽毛布団の痛みが最小限に抑えられるでしょう。

長年使い続けてきた羽毛布団にはリフォームサービスがおすすめ

羽毛布団は長く使っていると、羽毛の吹き出しが多くなったり、羽毛に偏りがでたり、ボリュームがなくなって暖かさを感じなくなることがあります。
このような場合には羽毛布団のリフォームを利用するのも良いでしょう。
フランスベッドの羽毛リフォームは、4種類のコースから選べ、お預かりした羽毛布団をフランスベッド静岡工場にて専門スタッフが1点1点解体し、内部の羽毛を個別洗浄します。
新しい側生地に、洗浄した羽毛とフランスベッドの高品質高機能羽毛を補充、軽くてふかふかな新品の様な羽毛布団に生まれ変わります。羽毛布団リフォーム証明書、保証書(3年間保証:リフォーム前もフランスベッド商品の場合)も付いているのでおすすめです。

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関連リンク「羽毛布団はコインランドリーで洗える?注意点と手順を解説」

この記事の監修者

フランスベッド
インテリア商品企画部

インテリア商品企画部では、フランスベッドのインテリア事業で展開をするベッド・寝具類(羽毛布団を含む)・家具の商品企画全般およびそのプロモーションを行い、眠り・睡眠といった視点からだけではなく、健康や環境への配慮など様々な視点から、皆様に高付加価値製品を提案しております。
このホームページの中でも「皆様の暮らしをちょっと豊かにする」情報をお届けし、今までなかった毎日を作るお手伝いができたらと考えています。

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