みんなの布団の疑問
Q
羽毛布団はコインランドリーで洗える?注意点と手順を解説
更新日:2023/8/4
A
羽毛布団はコインランドリーで洗うことができるのか?と疑問をお持ちの方は多いと思います。フランスベッドではJBA((一社)日本寝具寝装品協会)の規定に従い羽毛布団に大きなダメージを与える「タンブラー乾燥」禁止の洗濯表示をしています。そのため洗濯後にタンブラー乾燥をする可能性の高いコインランドリーへの持ち込みは基本的にお勧めしておりません。市場に出回っている羽毛布団には一部コインランドリーの使用を推奨しているものもありますが、そのような羽毛布団でもコインランドリーの利用にあたっては十分注意をしていたほうが良いでしょう。
洗濯の前に必ず確認するべきポイント
お手持ちの羽毛布団をコインランドリーで洗いたいなら、そもそも自分で洗濯できる羽毛布団なのかどうかを事前に確認する必要があります。
まずは羽毛布団の洗濯表示を確認
羽毛布団についている洗濯表示の記号を見てみましょう。桶にバツがついているマークが記載されていたら、自分で洗濯することができない羽毛布団です。加えて三角にバツがついているマークは漂白NG、中に丸が入った四角にバツがついているマークはタンブラー乾燥NGを意味しています。自分で洗える羽毛布団は、桶のマークにバツがついていない洗濯表示記号がついているもののみです。洗濯表示を確認せずに誤った方法で洗濯をすると羽毛布団を傷める原因になりますので必ずチェックしましょう。
■家庭での洗濯禁止
■塩素系及び酸素系漂白剤の使用禁止
■タンブル乾燥禁止
■家庭洗濯
洗濯できても乾燥機は使えない場合が多い
フランスベッドではJBA((一社)日本寝具寝装品協会)の規定に従い、羽毛布団に大きなダメージを与える恐れがあるタンブラー乾燥を推奨していません。
洗濯表示を確認すると、洗濯OKの羽毛布団でもタンブラー乾燥は不可となっていることが多いことがわかるでしょう。
羽毛布団を洗う際には洗濯機のサイズに注意
自分で洗える羽毛布団であることが確認出来て、コインランドリーで羽毛布団を洗う際は、洗濯機のサイズは重要です。コインランドリーによって洗濯機のサイズは異なりますが、記載されている容量に対して、余裕があるものを選びましょう。
羽毛布団をコインランドリーで洗濯するときの手順
(1)カバーを外す
羽毛布団にかけているカバーを外します。カバーをつけたまま洗濯してしまうと、羽毛布団についている汚れが落ちにくくなるため、必ず外してから洗濯しましょう。
(2)大型の洗濯機を選ぶ
洗濯機を選ぶ際は12キロ以上のもの、洗濯乾燥機の場合は10~16キロのものを選び、羽毛布団が洗濯機の容量の9割程度に納まるものにしましょう。
大きすぎる容量の洗濯機だと羽毛布団に負担がかかり、破れてしまう可能性があります。
また小さい容量の洗濯機に無理やり押し込むことも羽毛布団の負担となるため避けましょう。
羽毛布団の破損に繋がるだけでなく、汚れをしっかりと落とせない可能性がありますので注意が必要です。
(3)中までしっかり入れてからドアを閉める
洗濯機のサイズを選んだら、必ず洗濯用のネットに入れ、洗剤は中性洗剤を使用してください。
このときの注意点は、同じ種類の布団のみを洗濯することです。
こたつ布団など他の種類の布団と一緒にせず、羽毛布団であれば羽毛布団のみを洗濯機の中に入れるようにしましょう。
羽毛布団をコインランドリーで乾燥することは非推奨
羽毛布団のメーカーでは羽毛布団のタンブラー乾燥機を禁止としていることがほとんどです。
これはコインランドリーのドラム型乾燥機や、タンブラー乾燥機が羽毛布団に大きなダメージを与える恐れがあるためです。そのため、家庭で洗うことができる夏物の羽毛布団であっても、タンブラー乾燥機の使用は禁止となっています。洗濯表示に従いコインランドリーで洗濯をしたとしても、乾燥をせずに持ち帰って天日に干すということは現実的とは言えませんので、なるべく専門のクリーニング店を利用することをおすすめしています。
羽毛布団はコインランドリーで洗濯する?クリーニングに出す?
羽毛布団はコインランドリーで洗うことができるのか?でお伝えした通り、羽毛布団を長くお使いいただくために、コインランドリーでの洗濯は推奨していません。洗濯する場合はコインランドリーではなく専門のクリーニング店を利用するのをおすすめします。
価格面でみると専門のクリーニング店はコインランドリーと比べて高くなります。クリーニング店によって価格は異なりますが一般的には3,000~5,000円程度が相場とされ、サービス内容によってはそれ以上かかる場合もあります。しかし、コインランドリーでの洗濯に比べ羽毛布団を傷めてしまうリスクが殆どないので安心して利用することができます。
またコインランドリーでの洗濯は自己責任となるため万が一傷んだ場合の補償はありませんが、専門店でのクリーニングの場合は、損害賠償規定などが定められているため万が一の場合も補償してもらうことができます。このことからも、大切な羽毛布団には専門店でのクリーニングをお勧めしております。
この記事の監修者
フランスベッド
インテリア商品企画部
インテリア商品企画部では、フランスベッドのインテリア事業で展開をするベッド・寝具類(羽毛布団を含む)・家具の商品企画全般およびそのプロモーションを行い、眠り・睡眠といった視点からだけではなく、健康や環境への配慮など様々な視点から、皆様に高付加価値製品を提案しております。
このホームページの中でも「皆様の暮らしをちょっと豊かにする」情報をお届けし、今までなかった毎日を作るお手伝いができたらと考えています。