
ソファベッドの後悔しない選び方
ソファベッドのメリットや特徴、失敗しないポイントを紹介
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更新日:2025/02/25
リビングでは、ゆったりリラックスして過ごしたい、家族や仲間と複数人で会話を楽しみたい、時には横になって過ごしたいなど、理想の暮らしを想像するとそこには大きなソファがありませんか?多くの方が大きなソファへの憧れを持っているかもしれませんが、どれぐらいのサイズがあれば大きいと感じるのか、何を基準に選べばいいのかわからない方がほとんどかもしれません。
今回は、座面の広いソファの選び方や、おすすめの過ごし方についてご紹介します。
座った時に「広い」と感じられるソファは、十分な広さの座面が必要です。ソファでゆったりと過ごしたいなら、座面の広いソファを選びましょう。
一人あたりに必要とされる一般的なソファの座面幅は、50~60cmです。この数値を基準とすると、70~80cm以上の座面幅があると、広くゆったりと感じられるでしょう。商品に「2人掛けソファ」「3人掛けソファ」と記載があってもそれだけで判断せず、座面幅もしっかり確認しておくとよいでしょう。
横幅同様に、座面の奥行きサイズも大切です。一般的に座面の奥行きには50~60cm以上が必要とされています。広々と腰を掛けて過ごしたい場合や、ソファ上で足を崩したり横になって過ごしたりする場合は、座面の奥行きが60cm以上あるソファがおすすめです。ただし奥行きサイズが大きすぎると、座った時に背もたれへもたれにくくなる場合や、足が浮いてしまう可能性も考えられるので気を付けましょう。
ソファサイズとして一般的に表示されている数値は、肘掛けや背もたれ部分を含めたソファ全体の数値です。座った時に広々リラックスできると感じるには座面のサイズが重要なので、座面サイズもしっかり確認しておきましょう。とはいえサイズ感は数値だけではわかりにくいので、ショールーム等で実際に座って確かめるとよいでしょう。
ソファでリラックスして過ごしたいからといっても、ただ大きなサイズのソファを選べばよいということではありません。最適なソファを選ぶポイントを押さえておきましょう。
何人で座って過ごすのか、ソファの上で足を伸ばしたり胡坐をかいたりするのか、横になって過ごすのかなど、ソファでの過ごし方を想像してみましょう。使用する人数から必要な座面の幅の目安が決まりますし、横になったり、例えばソファの上で胡坐をかいて座ったりして過ごすようであれば座面の奥行きは広めがよいでしょう。
座面の広いソファを置きたいからといっても、お部屋のスペースに対して大きすぎてしまっては、お部屋全体が窮屈な印象になってしまいます。ソファでゆったりと過ごしたい場合は、肘掛けや背もたれも含めた全体のサイズの考慮も忘れずに行いましょう。
デザインや仕様の違いなど、さまざまな商品が展開されています。座面の広いソファは存在感がありインテリアの主役になるので、お気に入りの1台を選びましょう。
肘掛け、背クッションの調節が可能なソファです。肘掛けは8段階に調節可能で、フラットにすることでさらに座面幅を広く活用できますし、背クッションはハイバックにすることで、奥行きもより広く活用が可能です。過ごし方やライフスタイルに合わせて最適な形に調節することで、より居心地よく使用できるでしょう。
レザー/ファブリック(バイオーダー)
幅220×奥行き109×高さ76~98×座面高41
背もたれ、肘掛けを折りたたんだり広げたりして使用できるデザインのソファです。折りたたみ時はコロンとしたかわいらしいフォルムで、肘掛けを枕代わりにして横になることも可能です。広げることで座面が広がり、ソファ上でゆったりと過ごすことができます。
幅226×奥行き109×高さ72~91×座面高40
SOV(ソブ)
アームレスデザインで、座面幅を広々と活用できるソファです。背もたれが高いソファは体をしっかり支えてくれるため、リラックスして過ごしやすいでしょう。幅も高さも存在感がありますが、脚は細身なので大きさの割にはすっきりとした印象に感じられます。
レザー/ファブリック(バイオーダー)
幅313×奥行き232×高さ94.5×座面高43
肘掛け、背クッションの調節が可能なソファです。背クッションを後方にスライドさせることで座面がさらに広がり、座面上で足を崩したり、胡坐をかいたりして過ごしやすくなります。日本人に相性のよい硬めのシートなので、長時間座っていても疲れにくいでしょう。
レザー/ファブリック(バイオーダー)
幅323×奥行き122×高さ95×座面高41
大きなソファを配置した暮らしを想像してみましょう。同じソファでもライフスタイルにより過ごし方はさまざまです。
座面の広いソファの一番の特徴は、大勢で座って過ごせることです。横並びに座ってテレビを見たり、L字に配置して会話を楽しんだりと、家族や友人とのコミュニケーションが生まれやすいでしょう。
大きなソファだからといって複数人用ではありません。足を伸ばして座ったり、ゆったり横になったりと、一人でも贅沢な時間を過ごすことができます。横になった時、肘掛け部分が頭を乗せるのにちょうどよいデザインのソファもあります。一人の時間も想定してソファを選びましょう。
足を伸ばして座り、正面のテレビを見ながら過ごしたい場合は、L字ソファや座面の長い「シェーズロング」ソファが叶えてくれます。「長椅子」を意味するシェーズロングは、座面の奥行きが長く、足を伸ばして座るためのソファです。脚に加え、体全体も休ませてリラックスできるでしょう。
オットマンの追加で、ソファのアレンジの幅が広がります。オットマンは腰掛け用としても、ソファに寄せて配置して足を伸ばす用としても使用できます。オットマンを上手く活用することで、より広々としたソファスペースを作ることが可能です。
大きなソファはインテリアとして存在感があります。ここへクッションやソファブランケットを追加することで、さらに存在感のあるおしゃれなソファスペースに感じられます。同じソファでもクッションやブランケットにより印象が変わるので、より自分好みのソファスペースを作ることができます。
インテリアの主役になるソファと、その周りのラグやサイドテーブル・センターテーブル、アートとの組み合わせにもこだわってみましょう。まず主役のソファを決めることで、そのソファの色やデザイン、サイズ感に合う周りのアイテムを選びやすくなります。居心地のよいソファスペースにアレンジしましょう。
大きなソファへの憧れはあっても、スペースが限られていると配置が難しいと思っていませんか。そのような場合でも工夫次第で配置できるかもしれません。
肘掛けのないアームレスソファなら、座面幅はしっかりあっても、肘掛け付きより横幅はコンパクトに収まります。省スペースに配置したい場合は、肘掛けのないデザインを選びましょう。
肘掛けは欲しいけど、大きな幅のソファの配置が難しい場合、片肘(ワンアーム)タイプや、肘掛けの幅が小さいデザインがおすすめです。大きなソファの中には、肘掛けだけでも30cm以上幅を取るものもあります。座面幅を優先させて、肘掛けはコンパクトなものを選びましょう。
大きなソファの配置には、奥行きスペースの確保も必要です。ソファ前にローテーブルを置くと窮屈になってしまう場合は、ソファ横へのサイドテーブルの配置がおすすめです。飲み物やリモコンなどちょっとしたものなら、小さなサイドテーブルがあれば十分でしょう。
大きなソファは存在感が感じられますが、視覚的にすっきりと見せるには脚付きタイプのソファがおすすめです。脚付き、さらに細身の脚のデザインのソファだと、見える床面の面積が広くなり、視覚的に空間が広々と感じられやすくなります。
リビングへ座面の広いソファがあるだけで、人が集まりコミュニケーションが生まれやすく、また、一人で贅沢にゆったりと過ごすことも可能です。さらに、存在感のあるソファはインテリアとしても映え、コーディネートの主役にもなります。ソファによって、居心地のよさが大きく左右されるでしょう。
限られたスペースへも工夫次第で配置できるソファはあるので、ぜひお気に入りの1台を見つけてください。ソファで暮らしの質を上げましょう。
この記事の執筆者
上級睡眠健康指導士 / 薬剤師 / インテリアコーディネーター
医療従事者兼インテリアコーディネーター。
薬局勤務に加え、睡眠の質、生活の質向上を目指した論理的なインテリアコーディネート提案をオンラインで行っている。
睡眠/健康/暮らし系ライターとして大手検索サイト内等での記事作成やウェブメディア記事の作成協力も行う。
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