SLEEP FAQ

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自分に合った寝るときの服装を知ろう!寝間着を変えれば快眠できる

更新日:2020/08/31

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睡眠中に着用する衣服は、人によって好みが異なるため、寝具店では様々な種類のパジャマやナイトウェアが販売されています。購入を検討している人の中には「どんな服装を選べばいいの?」「快適に眠れるのはどれ?」といった疑問を持っている人も少なくないでしょう。ここでは、快眠を得やすくなる衣服の選び方について、詳しく紹介します。

寝るときの服装で快眠を得やすくなる?

「睡眠の質」は、寝室の環境や生活習慣、睡眠時間など様々な要素で左右されるため、服装を変えれば確実に快眠を得られるとは限りません。とはいえ「寝るのに最適な服装」を選ぶことで、睡眠時に快適感や開放感を得やすくなり、睡眠の質を向上させることは可能です。この「最適な服装」は世代や体質によって異なるので、個人に合わせて選ぶようにしましょう。

寝るときの服装は世代別で分かれる

赤ちゃん

生後間もない乳幼児は肌が弱いため、寝る時の肌着は欠かせません。暖かい季節や室温の高い部屋であれば肌着だけでも問題ありませんが、秋や冬のような季節であれば、パジャマを着せてあげるほか、お腹を冷やさないように腹巻を併用するのも良い方法です。また、乳幼児は汗を頻繁にかくので、肌着やパジャマはメッシュ生地や綿素材のような通気性や汗の吸水性に優れたものを選ぶのが良いでしょう。

子供

子供は、成人よりも睡眠時間が長くなりやすいため、長時間着用しても肌に優しい素材が適しています。子供用のパジャマは、肌触りや着心地を重視したものが多く、好きな色やデザインのものを選べます。また、子供は身体の成長が早いので、頻繁にパジャマを買い替えなくても済むよう、少し大きめパジャマを選ぶことをおすすめします。

成人

成人の方が睡眠時に着用する服装は様々で、部屋着やジャージ、スウェットなどを着て寝る人もいます。睡眠の質に対して満足できているのであれば、そのままお気に入りの服装で寝るのも良いでしょう。とはいえ、パジャマのように「寝る時の服装」として設計されているもの以外は、吸湿性と保湿性などが劣るケースもあります。

シニア

高齢者は身体が不自由なケースもあり、介護やヘルパーの方にお世話になることもあります。そのため、寝る時の服装は「着やすさ」や「脱ぎやすさ」を重視すると良いでしょう。シニア向けのパジャマを選ぶのも手ですが、着脱がしやすく体温調節も容易な浴衣を選ぶのもおすすめです。スムーズに着脱ができれば、寝る際にストレスを感じにくくなります。

暑がりや寒がりの人は何を着て寝る?

新陳代謝が活発で、暑さを感じやすい人の場合は、半袖やショートパンツのパジャマやナイトウェアを選びましょう。コットンニットや多重ガーゼのような蒸れを感じにくい素材であれば、暑い季節でも快適に眠りやすくなります。このほか寝汗や蒸れの対策として、吸水性に優れたシーツやタオルケットを使用し、服装以外の面でも対策を施すのが理想です。

暑がりな人とは反対に寒さを感じやすい人であれば、保温性の高い服装を選ぶと良いでしょう。スムースニットのように、保温性と蒸れにくさを両立した素材は少なくありません。また昨今は、汗を吸収すると熱を発生させる新素材を使った肌着やパジャマも多く、冷え性の人でも身体を暖かくして寝ることができます。

洗濯の頻度はどうすればいい?

環境や体質に関わらず、睡眠中は誰でも寝汗をかきます。汗を吸収して汚れたままだと、睡眠の質に悪影響を及ぼすため、パジャマは週に2回か3回は洗濯することを推奨します。とくに夏場は汗をかきやすいため、パジャマも汚れやすくなる季節です。比例して洗濯頻度も増えがちになるので、寝る時の肌着やパジャマを複数枚用意しておくと良いでしょう。また、パジャマに加えて寝具も寝汗によって汚れていくため、可能であればシーツやタオルケットなども併せて洗濯してください。清潔な服装や環境を保つことで、睡眠の質も向上しやすくなるのです。

快眠を得るには睡眠環境を整えるのが大切

繰り返しになりますが、睡眠の質は寝室の環境や生活習慣によっても変化します。たとえ通気性や保温性の高いパジャマを着ていても、品質に劣るマットレスや布団を使っていては、パジャマの機能性も実感しにくくなります。快眠を得るためには、地道に睡眠環境を整えていく必要があるのです。

フランスベッドが扱う「高密度連続スプリング®マットレス」は、高い通気性と発散性を併せ持ち「蒸れにくさ」と「寝心地の良さ」の両方に定評のあるマットレスです。詳しくは「心地よい眠りに導く通気性」を参照してください。

このほか、睡眠の質を向上させるために、生活習慣や睡眠時間を改めるのも手ですが、改善には高い意識や継続する努力が求められるため、誰でもできる方法ではありません。どの方法を選ぶにしても、手の付けられる範囲から改善を試みるようにしてください。

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