よくある質問 マットレスの管理

マットレスの黄ばみの原因や正しい落とし方とは?

更新日:2020/7/9

マットレスは、こぼした飲み物や子供のおねしょなどによって、シミができてしまうことがあります。ですが、とくに思い当たる節がないにも関わらず「いつのまにかマットレスが黄ばんでいた」という経験がある方も多いのではないでしょうか。ここでは、マットレスが黄ばむ原因と、具体的な対策について詳しく紹介します。

マットレスが黄ばむ原因

知らず知らずのうちにマットレスが黄色く変色してしまうのは、睡眠中の汗や皮脂の汚れが原因です。マットレスに染み込んだ汗や皮脂は、時間をかけて次第に酸化し、黄色いシミとなります。マットレスを使い続けることで、染み込む汗や皮脂の量も多くなり、変色がより目立ちやすくなるのです。シーツや敷パッドを使えば、マットレスを守りやすくなります。しかし、汗や皮脂は布地を通じてマットレスに吸着してしまうため、完全に変色を防ぐことは困難なのです。

マットレスだけに限らず、肌に触れることの多いものは、同様の理由で黄色く変色しやすいという特徴があります。寝具を例に挙げると、タオルケットやふとんなどを使い続けると、徐々に黄ばみが目立ちやすくなります。布製品であれば、たとえ黄色く変色をしても洗濯機で洗うこともできるので、対処がしやすいでしょう。ですが、マットレスは洗濯をするのが難しく、黄ばみを落とすことも容易ではありません。

黄ばんだマットレスが人体に与える影響

たとえ汗や皮脂で黄ばんでしまっても、マットレスやふとんを使い続けること自体は可能です。とはいえ、マットレスやふとんの黄ばみは時間が経過するほど沈着して落としにくくなるうえ、嫌な臭いを発生させることもしばしばです。臭いが気になって寝苦しさを感じてしまえば、睡眠の質に悪影響を与えることは避けられません。加えて、汚れたマットレスを使うことに、まったく抵抗がないという人も少ないでしょう。睡眠環境と精神衛生の両方に良くないという点を考慮しても、マットレスの黄ばみはできる限り早く対処することをおすすめします。

▶マットレスの嫌な匂いの原因は?消臭方法を解説

マットレスの黄ばみを落とす方法

  1. タオルを水で濡らし、硬く絞る。
  2. 絞ったタオルをマットレスの黄ばみに押し当てる。
  3. タオルを軽く叩き、汚れを吸収させる。
  4. 黄ばみが目立たなくなるまで、1~3の手順を繰り返し行う。
  5. 乾いたタオルで水分をふき取って完了

家庭でも可能な方法であれば、上記の方法で黄ばみを落とすことも可能です。汚れを落としやすくするため、マットレスに重曹水やクエン酸水をスプレーしておくのも良い方法です。ただし、この方法はあくまで応急処置に過ぎず、時間が経過して沈着した汚れには効果が薄いということを留意しておきましょう。どうしても黄ばみを取り除けない場合は、マットレスのクリーニング業者に依頼をするのも手です。マットレス用の溶剤や高圧スチームを使うことで、対処の難しい汚れを除去してくれます。汚れ具合によってはプロでも除去が難しいケースもありますが、自分の手で行うよりも確実性の高い方法と言えます。

化学変化でマットレスが黄ばむこともある

ちなみに、汗や皮脂による汚れ以外にも、マットレスが黄色く変色することもあります。例えば、マットレスに太陽(または蛍光灯)の光を当てると、紫外線によってマットレスのウレタンが変色してしまうのです。これは、ウレタンの特性によるものなので、元の色に戻すことはできません。ただし、紫外線によるウレタンの変色は、マットレスの品質そのものには影響を与えず、たとえ色が変わっても問題なく使い続けることができます。

マットレスの黄ばみや変色を防ぐには?

汗や皮脂による黄ばみを防ぐためには、シーツや敷パッドを定期的に交換しましょう。汗で汚れたシーツや敷パッドを使い続けていると、マットレスを保護する効果も低下してします。湿気のこもったマットレスは変色を引き起こしやすくなるだけでなく、カビを発生させる原因にも繋がります。マットレスの内部に湿気をこもりにくくするためには、寝室の風通しを良くして湿気対策を心掛けるほか、マットレスの定期的なメンテナンスを行うのも良い方法です。1ヶ月に1度くらいの頻度で、マットレス本体の陰干しを行いましょう。マットレスの内部にこもった湿気を効率良く外へ逃がすことができます。

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