よくある質問 マットレスの管理
マットレスのズレを防ぐには?原因と対策
更新日:2020/2/25
マットレスが、いつの間にかずれていることに気がつきませんか?直すたびに、次はズレないようにと丁寧に直してもまたずれる…。毎回、直すのも煩わしく、どうせ直すなら、次回ずれるのを防止して直したいですよね。そこで今回はマットレスのずれを防ぐ対策法を紹介します。
マットレスがずれてしまうのはなぜ?
原因①マットレス自体が軽いから
あなたが使っているマットレスがウレタンマットレスなら、マットレスの重量が軽めなので、ずれる可能性が高いです。スプリングの入ったマットレス(高密度連続スプリングマットレス)を使用してみてください。
原因②マットレスのカバー(シーツ)が滑りやすいから
マットレスカバー(シーツ)に滑りやすいものを使っているときにもマットレスがずれることがあります。滑らかな材質のシーツの場合、触り心地がが良い一方、摩擦抵抗が少ないので、ずれやすくなるのです。
原因③マットレスが壁に接しているから
マットレスがずれないように、マットレスをあえて壁に接して置く方がいますが、これはおすすめできません。壁に接している側は壁に押さえつけられているのですが、寝ていると知らず知らずのうちに壁の逆側にマットレスがずれてしまうのです。また、壁とマットレスが密着することで、寝室内の空気の流れが滞り、ベッド周りに湿気がたまりマットレスや壁にカビが発生する原因にもなります。マットレスは壁から少なくとも5cm程度離して置くようにしましょう。
マットレスのずれを防ぐ対策
マットレス自体がずれる場合(滑り止めシートを敷く)
ベッドの上でマットレス自体がずれる場合、マットレスの下に「滑り止めシート(メッシュ型)」を敷きましょう。使い方は簡単で、ベッドとマットレスの間に滑り止めシートを敷くだけです。また、すのこ型のベッドをお使いの方でマットレスがずれる場合も、この滑り止めシートが役に立ちます。使用する際には、次の手順に沿って使いましょう。
滑り止めシートの使い方(すのこ型ベッドの場合)
- (1)滑り止めシートを横幅10cm程度にカットする
- (2)カットした滑り止めシートを4隅に置く
- (3)最後にテープで止める
ベッドパッドがずれる場合(ずれ防止クリップを使う)
ベッドパッドがずれる場合は、市販の「ずれ防止クリップ」が有効です。基本的に、ベッドパッドの四隅には、マットレスに固定させるゴムが付いています。しかしゴムの長さが合わずに、しっかり止めていないとずれてしまうため、そのような時は「ずれ防止クリップ」をマットレスの四隅に取り付けましょう。
いつの間にかずれてしまうマットレス…。毎日気持ちよく眠るには、寝具がキレイに整っている「見た目」も大切ですよね。もしマットレスがずれてしまうようなら、今回紹介した方法をぜひ活用してください。