SLEEP FAQ

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寝起きに背中が痛い原因は?対処法や予防方法が知りたい

更新日:2024/03/08

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背中の痛みによって「朝起きるのが辛い」「毎日よく眠れない」といった悩みをお持ちの方はいませんか?背中の痛みは通常であれば朝起きると治っていることもありますが、夜中にも目が覚めてしまうくらいの強い痛みによって、慢性的に強いストレスを感じてしまっている場合は注意が必要です。起床時に背中が痛くなってしまう原因は一種類だけとは限りません。ストレスを感じることなく安眠へと導くためには、痛みの原因を特定し、適切に問題を解決することが大切です。

寝起きに背中が痛くなる原因

睡眠時間が長い

睡眠中に体重を支えているのは、おもに背中、肩、腰といった背面です。長時間同じ姿勢をとっていることで筋肉の緊張や血流が悪くなり、痛みの原因となることがあります。「たっぷり寝たのに身体がだるい、痛い」という人は、睡眠時間が長すぎるためにかえって疲れている可能性があります。

寝姿勢が悪い

睡眠における理想的な姿勢は、横になった時に背骨が起立時と同じゆるいS字カーブを描いている状態のことで、この状態を保てば睡眠中でも身体に余計な負担がかかりにくくなります。ですが、睡眠環境や自律神経の乱れで熟睡できないと、身体が休息できずに姿勢や寝相が悪くなりますし、背骨が曲がった不自然な姿勢のまま眠ってしまうと、睡眠中に首や背中の筋肉に負担がかかってしまいます。負担をかけすぎて筋肉や靭帯などが炎症を起こせば、身体を動かすだけでも強い痛みが伴います。俗にいう「寝違えた」状態がこれにあたります。
寝違えないようにするためには「寝姿勢」を整えることが大切です。理想の寝姿勢についてはこちらのコラムで詳しく解説しています。

寝具が身体に合っていない

体に合わない寝具では、良い寝姿勢を保つことが難しくなります。寝心地の良くない敷布団やマットレス、重すぎる掛ふとん、高さの合わない枕なども体の痛みや寝起き後に疲れが残る原因になってしまいます。

マットレスの硬さが合っていない

身体に合わない硬さのマットレスが、背中の痛みの原因になることがあります。マットレスが硬すぎると腰、背中、お尻が強く圧迫されますし、柔らかすぎるとカラダが沈み込んで寝返りが打ちにくくなります。硬すぎても柔らかすぎても身体に負荷がかかり、痛みにつながってしまうのです。
適切な硬さのマットレスを使用すると、うまく体圧が分散されてより良い寝姿勢を保てるほか、寝返りも打ちやすくなります。

病気を患っている

背中の痛みは、先にあげた筋肉や靭帯の炎症のほか、様々な病気が原因で起こります。原因に心当たりがなく、慢性的な背中の痛みがある場合は、病気の可能性も考えられます。

背中が痛い時の応急処置

起床時に背中が痛いと感じた時はどのように対処すれば良いのでしょうか。そのまま安静にしていれば痛みが引く場合もありますが、まずは背中の状態を見て、腫れや熱があるかどうかをチェックしてみることが大切です。自身で対処する時の応急処置として以下のような方法を紹介しますので参考にしてみてください。

腫れている場合は患部を冷やす

背中を確認して腫れがある場合は、一時的な炎症を起こしている恐れがあります。このような場合は、ビニール袋などに氷水を入れて、タオルに巻いて患部を適度に冷やしましょう。氷がない時は、保冷剤でも代用できますが、保冷剤は温度が0度以下になっている可能性があるため、冷やしすぎないよう氷水と同様タオルで巻いて使うなど工夫する必要があります。
一時的な炎症が起きている場合は、患部を温めてしまうとかえって症状が悪化してしまうことがあるので注意してください。また、斑点や水ぶくれを伴う場合は帯状疱疹の可能性があるため、冷やさずに受診が必要です。

湿布を貼って安静にする

市販されている湿布を患部に貼って安静にするのもひとつの応急処置です。一時的な腫れや熱がある場合は冷感湿布ですが、肩こりや腰痛などの慢性疾患の場合は温感湿布をおすすめします。ただし、注意しなければならないのは、湿布自体が症状を治すわけではないということです。湿布の効果は鎮痛や炎症を抑えるものですので、患部の状態を見て正しく処置をすることが大切です。

医療機関に相談する

応急処置で症状が軽くなったり、楽になったりするようであれば様子を見ましょう。ただし、数日ほど安静にしても症状が良くならない場合や、痛みが広がってしまった場合、耐えられないような強い痛みがある場合は医療機関に相談し、治療を受けるのがよいでしょう。医師に伝える際には、背中のどのあたりが痛いのか、期間はどのくらいかなど具体的に伝えられるようにしましょう。受診する医療機関は、整形外科が一般的ですが、神経痛の場合は神経内科、呼吸器が関係している場合は、呼吸器内科などを紹介されることもあるでしょう。

寝起きの背中の痛みの予防法

生活習慣を整える

原因のひとつである過度な長時間の睡眠を防止するためには、生活習慣の改善が不可欠です。例えば、就寝前にカフェインやアルコールといった嗜好品を摂取していたり、夜勤や夜更かしによって昼夜逆転の生活を続けていたりすると、睡眠の質が低下してしまいます。睡眠の質が下がれば、疲れが取れにくくなって、過眠や不眠症を引き起こしてしまいます。生活習慣の改善によって質の高い睡眠を得られれば、長時間の睡眠を防止しやすくなり、身体への負担も抑えられます。

ストレッチを行う

眠る前にストレッチを行って身体をほぐしておけば、睡眠中に筋肉が硬直しにくくなります。痛みの改善に役立つほかにも、老廃物の排出や疲労回復の促進にも効果を発揮し、睡眠の質を高めてくれるでしょう。ただ、身体をほぐした後に激しい運動を行うと身体がリラックスできなくなり、寝付きが悪くなってしまいます。そのため、睡眠前に行うのはあくまでストレッチだけに留めておくのが理想です。
特に背中の痛みであれば、肩甲骨の周辺を意識したストレッチがおすすめです。

マットレスを見直す

睡眠中の姿勢を正し、寝返りを妨げないためには、寝具の見直しが不可欠です。特にマットレスは、購入時には体に合った硬さだったとしても、長期間の使用により腰やお尻などの重い部分を支えてきた中央部がへたってきます。ベッドに寝転んだときスプリングやウレタンが凹んでいると感じたり、反発せずに元に戻らなかったりしませんか?これらはマットレスが寿命を迎えたサインであり、買い替えのタイミングです。
へたりのあるマットレスで寝続けると、腰が沈むため、背中や腰の痛みを悪化させてしまいます。寿命を迎えたマットレスを使い続けるのは避け、できるだけ早く新しいマットレスの購入を検討しましょう。寝具は季節や個人の体質などの要素によって使用者ごとに最適なものが異なります。そのため、自分自身に合った寝具を選ぶ際は、実際に寝具を使用したうえで寝心地を確かめることをおすすめします。特に、寝具の専門店や展示会の多くは、寝心地を体験したうえで商品を選ぶことができるので、枕やマットレス、布団の買い替えを検討する際に足を運んでみるのも良いでしょう。
どのような枕で寝れば良いのか分からないという方は、こちらのコラムで枕の正しい選び方を解説していますので参考にしてみてください。

医師の診察や治療を受ける

背中の痛みがケガや病気によるものであれば医師の診察や治療を受けることを推奨します。また痛みが続く原因がはっきりと分からない場合も医療機関を受診しておいたほうが安心です。眠れないほど強い痛みを感じる場合は、他の病気との関連性や、大病を患っている可能性もあるため、早急に医師の診察、治療を受けるようにしましょう。

背中が痛くならないマットレス選びなら

起床時に背中が痛くなる原因は、病気や寝姿勢が良くない可能性があるほか、マットレスが身体に合っていないということも考えられます。背中の痛みも含め、身体全体の疲れを取るためには、適度に寝返りを打ち、全身の血流を良くすることが大切です。それらを踏まえると、睡眠時に身体を預けるマットレス選びは重要なポイントになってきます。
心地よい寝返りを打つには、身体に負担のかかりにくい体圧分散性の高いマットレスを選ぶ必要があります。フランスベッドの【ライフトリートメントマットレス】は、寝心地をとことん追求したマットレスシリーズです。身体を支えるクッション層にそれぞれの硬さに適した素材を使用し、「ハード」と「ミディアムソフト」の2種類から選べます。またマットレスの有効面積を広げるプロウォール®仕様、クッション材として、高い弾力性と優れた通気性をもつ特殊素材「ブレスエアーエクストラ®」が採用されていたタイプなど、素材や仕様違いの多くのタイプの中から適切なマットレスをお選び頂けます。

この記事の監修者

田口里奈

上級睡眠健康指導士
薬剤師
インテリアコーディネーター

医療従事者兼インテリアコーディネーター。
薬局勤務に加え、睡眠の質、生活の質向上を目指した論理的なインテリアコーディネート提案をオンラインで行っている。
睡眠/健康/暮らし系ライターとして大手検索サイト内等での記事作成やウェブメディア記事の作成協力も行う。

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