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グース・ダックとは?

更新日:2025/11/11

A

グースとはガチョウ、ダックとはアヒルのことを指します。

グースとダックはどちらも羽毛布団の詰め物であるダウンが採れる水鳥で、大きな違いは体の大きさとそれに伴うダウンボールの大きさです。ダウンボールは大きいほど保温性が高いため、より大きなダウンボールをもつグースの羽毛が高品質とされているのです。また、食性の違いによりダックの羽毛はグースのものよりも臭いが強い傾向があり、その点も品質の違いとされています。

グースとダックの羽毛の違い

グースとダックでは体の大きさが異なり、その差は2倍にもなります。ダックよりもグースのほうが体は大きく、体のサイズはダウンボールに比例します。つまり、ダックよりもグースのほうがより大きなダウンボールを採取できるということです。また、グースから採れるダウンボールは、ほどよいハリとコシのある羽枝になっています。柔らかさと弾力性に富んでいるため、ダウンボールが壊れにくいのです。

グースとダックの臭いの違い

グースとダックでは、羽毛から発する臭いも違います。羽毛は鳥から採取しているため、布団から動物性の臭いを感じることもあるでしょう。ダックとグースとでは、ダックのほうが強い臭いを感じます。特に飼育期間が短い未成熟のダックほど、臭いが強い傾向にあります。反対に、グースはあまり臭いが気になりません。羽毛が臭う原因はさまざまですが、それぞれの水鳥が食している餌が大きく関係しています。グースは草食、ダックは雑食です。雑食のダックは肉も食べるため、草食のグースよりも体に油脂がつきやすくなります。その油脂の臭いが、ダックから発せられる臭いなのです。

布団を選ぶときは羽毛の品質にも着目しましょう

上述のみで考えると、ダックよりもグースのほうが高品質であることがわかります。しかし、必ずしもそう言い切れるわけではありません。低品質のグースと高品質のダックであれば、断然高品質のダックのほうが優れています。羽毛布団を選ぶ際は、単にグースとダックの違いだけを見るのではなく、羽毛の品質にも着目しましょう。
羽毛布団の品質については以下の記事で詳しく説明していますので参考にしてください。
※「羽毛布団の品質表示ラベルとは?」

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