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アイダーダウンとは?

更新日:2018/10/1

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アイダーダウンとは、アイダーダックの巣から採取される極めて希少なダウンのことです。少量でも保温性に優れており、最高級ダウンとして有名です。アイダーダウンは羽毛布団として使ううえで様々な点で非常に優れています。羽毛布団の素材であるアイダーダウンの特徴とその魅力をご紹介します。

「羽毛の宝石」アイダーダウンとは

アイダーダウンとは、アイスランドの海岸線に生息している「アイダーダック」という野鳥の巣から採取された最高峰のダウンのことです。その希少性と高い機能性から別名「羽毛の宝石」と呼ばれることもあります。数百万円単位で売り出されていることもある極めて貴重な羽毛です。見た目は茶色く、1粒1粒、羽毛の塊がしっかりしているのが特徴です。
アイダーダックは、特別保護動物に指定されています。ここが普通のグースやダックとは大きく異なる点です。アイダーダックの場合は、普通のグースやダックとは違って直接鳥の体から羽毛を採取するのではなく、あらかじめ定められている別の方法で採取する必要があります。

希少性の高いアイダーダウンを採取する方法

産卵の時期が近づくと、アイダーダックの雌の胸から毛が抜けやすくなります。アイダーダックの雌は、その抜けた羽毛を巣に敷き詰めていきます。このようにして巣の保温性を高めることで、冷たい外気から卵を守っているわけです。
こうして作られた巣から雛が巣立ってようやく、羽毛を集めることができます。巣や巣の周辺に残っている羽毛を、手作業で丁寧に拾い集めていくのです。機械でかき集めるわけではないので、通常より手間がかかる作業です。なおかつ、1つの巣から採取できる羽毛は、わずか15g程度です。アイダーダウンが1枚の羽毛布団になるためには、約1kgの羽毛が必要となります。このように見てみると、アイダーダウンがどれだけ希少なのか理解できるのではないでしょうか。
では、アイダーダウンは希少性があるだけなのでしょうか。そんなことはありません。アイダーダウンには、優れた機能性も備わっています。その魅力について解説していきます。

アイダーダウンの魅力

アイダーダウンと一般的な羽毛の違いは、その保温性と弾力性です。アイダーダウンは、通常のダウンよりもダウンボールの1粒1粒が絡み合い、羽毛の塊ができやすくなっています。なぜ塊ができやすいのかというと、アイダーダウンの羽毛は先端が釣り針のように曲がっているので、引っかかりやすく、なかなか離れないようになっているからです。こうしてできた塊の中に熱が蓄えられるため、保温性が高くなるのです。さらに、塊ができやすいことにより高い弾力性を発揮し、フワフワした心地よい感触を実現してくれます。
アイダーダウンと一般的な羽毛の違いを見分けるために、羽毛の塊を手に取り比較する方法があります。一般的な羽毛は手に取るとバラバラになってしまうのに対して、アイダーダウンは塊になってくっついたままです。このような羽毛の特徴が、ほかの羽毛とは比べ物にならないレベルの高い保温性と弾力性を誇るアイダーダウンの魅力となっています。

以上のように、高い希少価値と高い機能性が相まってアイダーダウンは非常に高価で高品質なダウンとして取引されているのです。弊社では、羽毛布団本体には世界的に評価されているポーランド産ホワイトグースの羽毛を使い、さらに着脱式のパーツケットにアイダーダウンを使用しています。最高級の素材を使った寝具で、快適な眠りを体験してみませんか?詳しくは、アイダーセレブレイトのページをご覧ください。

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