みんなの布団の疑問
Q
羽毛布団は何月から何月まで使うもの?冬用の本掛けから夏用の肌掛けまでの切り替えの目安について
更新日:2023/12/6
A
寒くなってくると、羽毛布団を使いはじめるか悩みますよね。
「羽毛布団って何月から使うもの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
そんな方のために、ここでは羽毛布団を使う時期について詳しく紹介していきます。
これを参考にして快適な睡眠を実現させていきましょう。
羽毛布団はいつから使うかに決まりはない
洋服の衣替えと同じように、「何月から使う、あるいは何月まで使う」といった明確なものはありません。ただ、目安となる時期はありますので、参考までにご紹介していきます。
その前に、羽毛布団に種類があるのをご存知ですか? 羽毛布団と言うと冬場に使う分厚いものをイメージする方も多いと思いますが、実はそれだけではないのです。それでは、羽毛布団を使う時期を紹介する前に、羽毛布団の種類の説明から始めていきましょう。
① 本掛け
本掛けはシングルサイズで、羽毛充填量が1.0kg~1.5kgのものを指します。 本掛けは冬本番、体の冷えやすい時期に活躍します。
② 合掛け
合掛けはシングルサイズで、羽毛充填量が0.6kg~1.0kgのものを指します。 合掛けは春や秋などで、少し肌寒いけれど本掛けのものでは少し暑く感じる時期に役立ちます。
③ 肌掛け
肌掛けはシングルサイズで、羽毛充填量が0.3kg〜0.4kgほどのものを指します。 こちらはダウンケットのこと。夏の暑い時期に使用します。夏に羽毛布団を使うイメージがないと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、羽毛布団は軽くて吸湿・放湿性がよいので夏でも快適に使えるのです。
ここでは「本掛け」、「合掛け」、「肌掛け」の3種類があると説明しましたが、その他に合掛けと肌掛けの2枚を合わせて使う方法もあります。2枚合わせて使えば、本掛けに勝るとも劣らない暖かさを実現できます。
3種類の羽毛布団は室温によって使い分ける
3種類ある羽毛布団は、どのように使い分ければよいのでしょうか。そのポイントになるのは室温です。外の気温ではないことに注意してください。外が寒ければ暖房を入れるでしょうし、暑くなれば冷房を入れるでしょう。ですから、繰り返しますが、ポイントとなるのは室温なのです。寝ているときに暖房や冷房を入れるのであれば、その温度を見る必要があるということです。 以下に羽毛布団を使い分ける室温の目安を紹介していきます。
● 15度以下
15度を下回ってきたら「本掛け」、あるいは「合掛けと肌掛けの2枚合わせ」を使うとよいでしょう。
● 15度以上25度以下
少し気温が上がって15度を超えるようになってきたら、「合掛け」の1枚で快適に眠ることができるでしょう。
● 25度以上
夏に近づき、25度を上回るようになってきたら「肌掛け」の出番です。
これについても明確に決まりがあるわけではありませんし、個人差があります。使っている中で暑さや寒さを感じたときに羽毛布団の種類を変えるとよいでしょう。
どの羽毛布団を使う?羽毛布団を使う時期
羽毛布団使い分けのポイントとなる室温についてお伝えしてきました。室温によって、どの種類の羽毛布団を使えばよいのかなんとなく理解できたのではないでしょうか。しかし、「どの時期にどのくらいの温度になるか分からない」、「温度ではなくて何月頃に変えればいいのか知りたい」と感じている方もいらっしゃるでしょう。そこで、羽毛布団交換の時期についても紹介していきます。
● 11月~3月
この時期は「本掛け」、もしくは「合掛けと肌掛けの2枚合わせ」を使うとよいでしょう。
● 4月~6月、10月
春先の4月~6月、それから秋の10月には「合掛け」の羽毛布団を使いましょう。
● 7月~9月
夏場の7月~9月には、寝る時間にも25度を超えてきますから「肌掛け」を使うとよいでしょう。
以上、羽毛布団の種類や使う時期について詳しく紹介してきました。フランスベッドの羽毛布団は、快適な睡眠を実現させる高品質なものとなっております。
最高級羽毛を使い、国内の工場で一貫して生産した羽毛布団。一度体験したら他のものには替えられなくなるでしょう。人生の3分の1を占める睡眠の時間を、フランスベッドの羽毛布団で最高なものにしていきませんか?
この記事の監修者
フランスベッド
インテリア商品企画部
インテリア商品企画部では、フランスベッドのインテリア事業で展開をするベッド・寝具類(羽毛布団を含む)・家具の商品企画全般およびそのプロモーションを行い、眠り・睡眠といった視点からだけではなく、健康や環境への配慮など様々な視点から、皆様に高付加価値製品を提案しております。
このホームページの中でも「皆様の暮らしをちょっと豊かにする」情報をお届けし、今までなかった毎日を作るお手伝いができたらと考えています。