みんなの布団の疑問

Q

羽毛布団・綿布団・羊毛布団の干し方とは?

更新日:2023/12/6

A

布団には、それぞれの種類によって正しい干し方があるって知っていましたか?
正しい干し方、扱い方をしないと布団の快適性が維持できなくなり、
布団の寿命は縮んでしまうことにもなるのです。
そこで、ここでは「羽毛布団」、「綿布団」、「羊毛布団」の3種類について、
それぞれの特徴や干し方の違いについて紹介します。

どうして布団は正しい干し方が大事なの?

布団を干すと、布団がふっくらして気持ちのよいものですよね。しかし、布団によっては長時間の日差しに弱かったり、布団たたきを使ってたたいたりすると、側地や詰め物を傷めてしまうことがあります。その結果、布団の寿命は短くなり、機能も低下してしまうのです。ですからそれぞれの布団の特徴を知って、正しい干し方を学んでいきましょう。

羽毛布団の干し方とは

羽毛布団は、窓を開けて風通しをよくするだけでも普段のケアは十分ですが、月に1~2回、1時間~2時間、天気の良い乾燥した日にカバーをつけたまま天日干しをします。カバーをつけていないと、紫外線で生地が傷んだり色あせたりする原因になるので注意しましょう。また、布団たたきで強くたたくと、側地や詰め物を傷める恐れがあるので強くたたかないでください。また、梅雨時期の羽毛布団ケアについては、こちらの「天日干ししにくい梅雨時の羽毛布団ケアとは」をご参考ください。

綿布団の干し方とは

綿布団は週に2回くらいを目安に、天日干ししましょう。と言いますのも、綿布団は吸水性が高く、湿気がたまりやすいからです。
しかし、あまり強い日差しに当てていると、側地や中綿の傷みが心配なので、季節によって干す時間を変えるようにしましょう。日差しの強い夏場は午前中のうちに1~2時間干すようにしましょう。それ以外の季節は4時間ほどを目安とし、裏表をひっくり返して両面が日に当たるようにしてください。なお、繰り返しになりますが、布団たたきで強くたたかないようにしましょう。側地や詰め物を傷める恐れがあるのは、綿布団であっても同じことなのです。

羊毛ふとんの干し方とは

羊毛布団は週に1回くらいを目安に、片面につき2時間ずつ天日干しをします。羽毛布団と同様の理由でカバーはかけたまま干します。こちらも、やはり布団たたきで強く打たないようにしましょう。

「羽毛布団」と「綿布団」と「羊毛布団」の干し方についてご紹介しました。最後にもう一度、それぞれの注意点をお伝えしておきます。

① 羽毛布団と羊毛布団は、カバーをつけたままで、天日干しをすること。
② 綿布団は週に2回ぐらいを目安に干すようにすること。
③ 3種類とも、天気の良い乾燥した日に天日干しをし、布団たたきで強くたたかないこと。

快適な眠りを作るため、それぞれの布団に合った正しい干し方をこころがけましょう。
「羽毛布団のお手入れ方法」のページもご参考ください。

この記事の監修者

フランスベッド
インテリア商品企画部

インテリア商品企画部では、フランスベッドのインテリア事業で展開をするベッド・寝具類(羽毛布団を含む)・家具の商品企画全般およびそのプロモーションを行い、眠り・睡眠といった視点からだけではなく、健康や環境への配慮など様々な視点から、皆様に高付加価値製品を提案しております。
このホームページの中でも「皆様の暮らしをちょっと豊かにする」情報をお届けし、今までなかった毎日を作るお手伝いができたらと考えています。

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