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布団にはダニが多い?

更新日:2025/10/10

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布団は適度に暖かく湿気があるためダニが好む環境になりがちです。羽毛布団はダニが繁殖しにくい構造ですが、風通しが悪く湿度の高い環境では畳や絨毯から発生したダニが布団の表面に付着することがあります。ダニは熱に弱いため、駆除するには布団乾燥機で熱を加えるのが効果的ですが、最後に布団クリーナーや掃除機で死骸を取り除くことが大切です。

どのような布団にダニが発生しやすいか?

布団の種類によってダニが発生しやすいものとそうでないものがあります。比較的ダニが発生しやすいのは羊毛布団や綿布団です。羽毛布団は羽毛の精製過程でダニを死滅させているので内側からダニが発生することはなく、側生地にはダウンプルーフ加工が施されているので、外からのダニも侵入しにくいのです。ただし、環境によっては布団表面にダニが移ることもあるため、駆除方法と予防方法は知っておく必要があるでしょう。

まずはダニの弱点を知る

駆除・予防するために、まずはダニの弱点を知っておく必要があります。ダニが苦手なものは高温と低湿度です。ダニは60度以上の高温では生きていくことができないと言われています。また、ダニは湿度が50%以下の環境では活発に動けませんので、湿度を50%以下に保つことで繁殖を抑えることができるでしょう。

ダニの駆除方法について

ダニの弱点を利用して、効果的にダニを駆除しましょう。布団乾燥機で熱を加えてダニを退治したあと、死骸は掃除機(布団専用ノズルを使用)で吸い取ります。ご家庭に布団乾燥機がない場合、羽毛布団はクリーニング店に持っていきましょう。羽毛布団の場合、側生地や羽毛を傷めてしまうためコインランドリーのタンブラー乾燥機は使えません。
羽毛以外の素材の布団では、洗濯表示ラベルを確認しましょう。タンブラー乾燥機を使用できる布団であれば、コインランドリーの乾燥機を使用することでダニを退治できます。

ダニの予防方法について

ダニの駆除のみをおこなうのではなく、そもそもダニを増やさないように心がけましょう。ダニを増やさないための予防方法について紹介していきます。

天日干しをする

布団を天日干しをすると、日光によって布団が乾燥して湿気をとることができます。前述のとおり、ダニは湿気の低いところが苦手です。低湿度を保つことによりダニの活動を低下させ、繁殖を抑えることができるでしょう。羽毛布団の場合は、側生地を傷めないようにカバーを掛けたまま干して下さい。

布団に掃除機(布団クリーナー)をかける

掃除機をかけることによってダニの死骸やフン、卵などを取り除くことができます。布団を傷めないよう布団専用のノズルを使いましょう。

防ダニ加工された布団やカバーを利用する

ダニを寄せ付けにくい防ダニ加工をした製品を選ぶのも一案です。防ダニ加工には、忌避効果のあるものや増殖抑制効果のあるものがあります。
しかし、防ダニ加工された製品でも使用環境によってダニの発生を完全に防ぐことはできないので、日頃のケアを怠らないようにしましょう。

布団はダニが好む環境になりやすいため、日頃のケアが重要です。天日干しや掃除機がけなどのケアと、高温・低湿度を活かした駆除方法を取り入れながら清潔に保ちましょう。

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