よくある質問 マットレスの管理
マットレスの洗い方について知りたい
更新日:2020/1/16
一見きれいに見えるマットレスも、その内部は汗や髪の毛、フケ、皮脂の汚れが溜まっています。マットレスを清潔に使い続けるには定期的に洗う必要がありますが、「どうやって洗えばいいの?」と疑問に思ったことはありませんか?マットレスの汚れを落とす洗い方を、マットレスの種類別に紹介します。
マットレスは洗濯しないと汚い?
マットレスは布団のように、毎日上げ下ろしをする手間がないメリットがあります。しかし、敷いたままでも大丈夫な反面、手入れがしにくいデメリットがあります。一見汚れているようには見えないマットレスですが、実はその表面には汗や髪の毛、フケ、皮脂の汚れなどが付着しています。また、一晩にかく汗の量は、コップ一杯分ともいわれており、マットレスに湿気が溜まる原因にもなります。そのまま放置すると、湿気が好物のダニが繁殖し、ひどい場合にはカビも発生します。「マットレスの洗い方ってどうすればいいの?」と疑問に思う人もいるでしょう。そこで、マットレスを自分で洗う方法について紹介します。
マットレスの洗い方をチェックするには
まずは、自分が使っているマットレスが洗えるかどうか、洗濯表示タグを見て確認しましょう。自宅で洗えるのは、洗濯マークが付いているものと、手洗いの表示があるものです。水洗いが×になっているものは、自宅で洗うことができません。また、マットレスに洗濯表示が付いていない場合は、どんな素材なのか、説明書を読んで確認しましょう。
スプリングマットレスの場合
スプリングマットレスは、内部に金属スプリングが内蔵されているため洗うことができません。(カバーのみ外して洗うことができるタイプもあります。)マットレスの汚れが全体的に広がっている場合は、自宅で洗うのが難しいので、専門のクリーニング業者に依頼しましょう。出張で対応してくれるので、数社に問い合わせてサービス内容や見積りを比較した上で選定しましょう。
また、汚れが部分的であれば、自宅でも汚れを落とすことができます。以下の手順で汚れ落としを行いましょう。
- 中性洗剤を薄めた水でタオルを濡らし軽く絞る
- 汚れの箇所を(1.)のタオルで押して叩きながら汚れを落とす
- タオルが汚れを吸収したら、(1.)の液体に浸して再度叩く
- 汚れが無くなったら、浄水でタオルを洗って、マットレスに付着した洗剤水を落とす
- 乾いたタオルで、マットレスの水分を吸い取る
- しっかり乾くまで(5.)を繰り返す
ウレタンマットレスの場合
側生地(元々付いているカバー)がマットレスから外せない場合は前述のスプリングマットレスと同じ手順で汚れを落としましょう。ウレタンは水に弱いので、水が浸透し過ぎないように注意してください。
側生地がマットレスから外せるなら、側生地は洗濯表示に従って洗濯機で洗いましょう。中材のウレタンには水洗い可能なものと、水洗い可能か不明なものがあります。水洗い可能な場合は、水で濡らしながら押して洗いましょう。水洗いが可能か不明な場合は、マットレスの表面をサッと流すだけに留めてください。
3次元構造体(メッシュ素材)のマットレスの場合
側生地を外すことができるものもあります。側生地は洗濯表示に、中材は取扱説明書に従って洗いましょう。
マットレスを末長く清潔に使い続けるためにも、クリーニングとメンテナンスは定期的に行いましょう。