よくある質問 マットレスの管理

引越し時のマットレスの運び方

更新日:2024/1/31

引越しするときの大事な作業に梱包があります。小物なら新聞紙で包んで、段ボールに入れるだけで簡単に済みますが、どうすれば良いのか迷ってしまうのが大型寝具。中でもマットレスは特に大きく、何もしないまま運ばれると、汚れる可能性もあるのでできれば梱包したいですよね。大型で頑丈なマットレスを自分で梱包するには、どのような方法があるのでしょうか?自分でもできるマットレスの梱包方法について紹介します。

マットレスの梱包方法

エアパッキン

マットレスを梱包する方法には、「エアパッキン」を使うやり方があります。エアパッキンとは、気泡緩衝材(きほうかんしょうざい)と呼ばれる、空気を閉じ込めた突起物のある、いわゆる「プチプチ」ともいわれる梱包材です。大型の梱包用に10メートル巻のものが、ホームセンターで購入できます。これをマットレス全体にぐるぐる巻き付けます。運搬する際、特にぶつけやすく破れやすいのが「角」ですので、四方の角は厳重に包んでください。包み終わったらガムテープで止め、持ち運びが楽になるようにロープでしっかり結んで持ち手をつくります。

大型ラップ

エアパッキンの他に、「大型ラップ」を使う方法もあります。大型ラップもホームセンターで購入でき、50メートル巻、100メートル巻と複数ありますので、できるだけ巻き数の多いものを選んでください。梱包方法ですが、(1)マットレスを縦にします。(2)ラップでぐるぐる巻きにします。(3)側面も巻きます。(4)次に横にして同じように巻きます。(5)四方の角もしっかり覆うように巻きます。以上の工程で梱包します。このとき、ラップは薄くまこうとせず、外部の衝撃から保護できるよう厚めに巻きましょう。最後にエアパッキン同様、ロープでしっかり結んで持ち手をつけます。

使わない毛布

梱包材は自宅であるものでも代用できます。最も使いやすいのが、「使わない毛布」を利用することで、マットレスを毛布で包み込んでロープで縛ります。ただし、毛布の場合は運んでいるときに、ズレてしまってマットレスが汚れる可能性もあるので、梱包の際はご注意ください。

自分でマットレスを運搬する方法

マットレスを自分で梱包できるなら、運搬を業者に頼むこともできますが、安く済ませたいなら自分で全部やってしまう方法もあります。その際、マットレスはどのように運び出せば良いのでしょうか?

マットレスのサイズを確認する

引越し業者に依頼をする場合は大型トラックを使いますが、個人で引越しを行う場合はマットレスが格納できる自動車を使います。車種でいうと、ハイエースやタウンエース等の「ワゴン車」、エルグランド、ステップワゴンなどの「ミニバン車」クラスの自動車になるので、まずそれらの車種にマットレスが入るか確認する必要があります。結論からいえば、シングルサイズ(幅97cm×丈195cm)までになります。それ以上の、セミダブル(幅120cm×丈195cm)、ダブル(幅140cm×丈195cm)になると一人で運ぶのは難しいため、業者に依頼することが望ましいでしょう。

自動車(レンタカー)の準備

マットレスサイズが自動車に納まると判断できたら、次は自動車(レンタカー)の準備です。普通自動車の免許を持っているなら、「最大積載量2トン未満、車両総重量3.5トン未満」のトラックなら運転できますが、普通自動車とトラックとでは運転感覚も異なり、駐車スペースに入れるのも難しいので、以下の車種を選ぶのが無難です。

レンタカーで引っ越す際の主な車種

  • ハイエース
  • ステップワゴン
  • エルグランド
  • デリカ など

引越し荷物を積み込むと、ルームミラーで後方が確認できない可能性があります。また、車両重量も重くなるので、車がカーブしたときに荷物がはみ出す場合もあり、ブレーキも丁寧に操作しないと、せっかく積み込んだ荷物が崩れることもあり得ます。いつも以上に注意して運転に臨んでください。

引越しを手伝ってくれる人員の確保

引越しには、荷物の搬出や搬入などの肉体的労働が伴います。自分一人で行うには限界がありますので、引越しを手伝ってくれる人員の確保も重要です。手伝ってもらう以上は、それなりの報酬も必要ですが、お金もないのでタダに限りなく近い費用で、手伝ってくれる人が最適でしょう。体力に自信もあり、引越しスケジュールにも合わせてくれる人が良いので、まずは親や兄弟が頼むのが良いでしょう。

業者に依頼する場合の料金例

引越しを業者に依頼すると、一体いくらかかるのでしょうか?引越し業界にも、閑散期と繁忙期があり、時期によって料金も変わります。特に3月は新学期・新生活がはじまる前の準備期なので、引越し業界もかなり忙しくなります。閑散期と繁忙期の料金相場の違いを紹介します。

閑散期と繁忙期の料金相場の違い

閑散期(5~2月)

  • 学生(ワンルーム)…3~4万円(学割あり)
  • 単身(ワンルーム)…3~6万円
  • 2人暮らし…6~7.5万円
  • 4人暮らし…6.5~9.5万円

繁忙期(3~4月)

  • 学生(ワンルーム)…3.5~6万円(学割あり)
  • 単身(ワンルーム)…3.5~6万円
  • 2人暮らし…6.5~10万円
  • 4人暮らし…9.5~16万円

※上記料金は近距離の場合の料金相場です。実際には引越し先との距離によって変わりますので予めご了承下さい。

ベッドやマットレスのみの場合

単身向けの引越し用には、規定の専用ボックスが用意されているプランがあります。小さめの生活雑貨や家電など、必要最小限の荷物を段ボールに入れて運ぶプランのため、大型のベッドやマットレスは運べないケースがあります。そのような場合は、ベッドやマットレスのみを別で輸送することになりますが、その料金の目安として次のようになります。

ベッドやベッドマットレスのみの引越し料金目安(東京都内間の場合)

  • シングルベッド…1.5万円(三辺合計350cmまで)
  • ダブルベッド… 2.2万円(三辺合計400cmまで)

引っ越しのタイミングでマットレスを買い替える

引越し先で寝室の広さが変わる、成長した子供と寝室を分けるなどの予定があれば、ベッドやマットレスを新しくするのも一案です。特にマットレスは引っ越しを機会に古いものを処分し、より体に合ったものに買い換えると快適な新生活をスタートできるでしょう。古いものを処分していくことで移送の負担も少なくなります。

▶フランスベッドのマットレス一覧はこちら

マットレスを処分したいときは?

ベッドを一人で運ぶのも物理的に難しく、業者に依頼することも検討したものの金銭的に厳しい…、そんなケースもあるでしょう。そのようなときは、諦めて処分する選択もあります。現在住んでいる自治体では、ベッドのような大型の寝具を「粗大ゴミ」として処分してくれます。自治体に連絡をし、「粗大ゴミシール」を購入して、シールを貼って回収日に指定の場所に置くだけで完了です。シールの購入費は自治体によって異なりますが、一例としてシングルベッドで1,000円程度です。(東京都品川区の場合)他にも不用品回収業者に依頼する方法もありますが、粗大ゴミとして処分した方が費用も安く済みます。

マットレスは大型の寝具のため、引越しするときの扱いに迷ってしまいがちです。個人でもできるマットレスの梱包方法について紹介しましたが、その他にも、業者に依頼する方法や、運ぶのが物理的、金銭的にも難しい場合は、思い切って処分する選択もあります。引越しする際には、どの方法が最適かを考えた上で、引越しの計画を立てましょう。

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