よくある質問 マットレスの知識

マットレスの厚さのおすすめはある?厚さの違いによる用途の違い・選び方が知りたい

更新日:2026/03/12

どの程度の厚さのマットレスを選べばよいか迷っていませんか?マットレスには10cm未満の薄型から40cm以上の厚型まで幅広い種類があります。
厚いマットレスの多くは、複数の素材を重ねた多層構造によって、圧力を分散しながら全身を面でしっかり支え、自然な寝姿勢を保つことができます。さらに、寝返りがしやすく、通気性や耐久性にも優れている点が魅力です。スプリング入りのマットレスはその代表例で、スプリング層とウレタン層などを組み合わせることで、しっかりした支えと快適性を両立します。
ただし、厚みのメリットは「構造の工夫」とセットで成り立ちます。ウレタンなど単一素材で厚みを増すだけでは、熱がこもりやすく、へたりやすいなど耐久性や通気性に問題が出やすく、期待する寝心地は得られません。
この記事では、厚さ別の特徴やメリット・デメリット、選び方のポイントを紹介します。

なぜ違う?マットレスの厚みとそれぞれの役割

マットレスの厚みはなぜ違いがあるのでしょうか?それはそれぞれに役割が違うからです。
素材や構造によって寝心地や使い方が大きく変わりますが、厚みは、性能を支える重要な要素のひとつです。
ここでは厚さ別の特徴を紹介します。

【厚さ5cm前後】今の寝具にプラスする「補助タイプ(トッパー/アンダーレイ)」

厚さ5cm前後の寝具は、ベッドフレームに載せて使うなど単体で使うマットレスではなく、既存の寝具にプラスして寝心地を調整する補助タイプです。代表的なのが「マットレストッパー」で、これは現在使用しているマットレスや敷布団の上に敷くことで、硬さを和らげたり、古くなった寝具の寝心地を改善できます。一方「アンダーレイ」は、通常のマットレスの下に敷く補助寝具で、体圧分散性やサポート力を補強するほか、湿気や汚れを防ぎ、耐久性を高める役割もあります。抗菌・防臭・防ダニ加工や温度調整機能を備えた製品もあり、衛生面でもメリットがあります。
なお、補助寝具には10mm・20mm・30mm程度の敷きパッドもあります。主な目的は、マットレスの汚れ防止や汗対策です。様々な素材があり、羊毛を使用した厚めのパッドを敷くことで寝心地を改善することができます。寝心地をしっかり調整したいなら、平均5cm前後のトッパーやアンダーレイが適しています。軽量で収納しやすく、コストも抑えられるのが魅力ですが、マットレス自体が大きくへたっている場合は、根本的な改善は難しいため、買い替えも検討ください。

【厚さ10cm前後】床やスノコに直接敷ける「一枚使い・薄型タイプ」

厚さ10cm前後のマットレスは、一枚使いも可能な薄型タイプとなります。ウレタンフォームなどのノンスプリングタイプやファイバーのマットレスが主流で、畳やフローリング、すのこベッドにもそのまま敷いて使うことができます。
三つ折りなど折りたたみ式のものもあり、軽量で持ち運びも簡単です。「敷きっぱなしにせず毎日立てかけて干したい」「収納できる三つ折りマットレスで部屋を広く使いたい」「寝心地もある程度はほしい」といったニーズにマッチしたマットレスといえるでしょう。但し、厚みがないため使用される方の体型や体重によっては底つき感があり、厚いマットレスと比べると寝心地が劣ると推測されます。少しでもより良い寝心地や耐久性を求める方にはスプリング入り薄型マットがおすすめです。

フランスベッドのたためる薄型スプリングマットレス(厚さ11cm)

フォールドエアーはスプリング入りのマットレスとしては非常に薄型です。留めバンドで簡単に三つ折りできて押し入れに収納しやすく、立てておくことも可能で、さらに軽量なの女性でも無理なく持ち運べます。

関連リンク:フォールドエアーについて詳しくはこちら

【厚さ20cm〜30cm】市場で最も多い、人気の厚さ「標準タイプ」

厚さ20cm〜30cmのマットレスは市場で最も多く、ベッド用に選ばれやすい平均的な厚さです。高密度スプリング、ポケットコイル、などのスプリング入りタイプが中心ですが、最近ではファイバーやウレタンのみで製造されているノンスプリングマットレスも多く展開されています。
厚さ20cm〜30cmのマットレスは、一般的なベッドフレームのデザインに合った厚みです。使用されるスプリングや詰め物によって価格も様々で、体圧分散性や耐久性も違ってきます。最も多く流通しているので選択肢も非常に豊富で、自分の体格や寝姿勢に合った一枚が見つかりやすいのもメリットです。
デメリットは厚みがあるぶん重量もそれなりにあるため、マットレスのメンテナンスのため表裏・上下を入れ替えるときや、掃除や通気のために立てかけるにはやや労力が必要です。
厚さ20cm〜30cm以上のマットレスを使用する場合は、床からの湿気を防ぐために、必ずベッドフレームに載せて使用しましょう。

フランスベッドのベーシックモデルTWシリーズ(厚さ20cm・24cm・26cm)

高密度連続スプリングを採用し、耐久性と通気性に優れています。シンプルながらしっかりとした寝心地を求める方におすすめです。

関連リンク:TWシリーズについて詳しくはこちら

フランスベッドの主力モデルLTシリーズ(厚さ28cm)

寝心地・衛生性・耐久性を兼ね備えたシリーズ。高密度連続スプリング®に加え、銀イオンによる除菌機能を搭載。ハードとミディアムソフトの2種類から選べます。

関連リンク: LT(ライフトリートメント)シリーズについて詳しくはこちら

【厚さ30cm以上】ホテルのような寝心地を追求した「厚型・高級タイプ」

厚さ30cm以上のマットレスは、ホテルのような寝心地を追求した厚型で高級なタイプで体圧分散性や耐久性も非常に優れています。複数の素材を重ねた贅沢な多層構造によって、体圧を分散しながら自然な寝姿勢をサポートします。高級ホテルでリラックスしているかのような特別な眠りを自宅で味わえるのが最大のメリットです。
価格帯は高めですが、人生の約3分の1を過ごす寝具と考えれば、先行投資と言えるでしょう。
デメリットとしては、重量があるため設置やマットレスのメンテナンスが大変なところです。部屋によっては高さによる圧迫感を覚える可能性もあります。寝心地に妥協したくない方、ラグジュアリーなベッドルームを叶えたい方に適した選択肢といえるでしょう。

フランスベッドの最高峰マットレスTDシリーズ(厚さ40cm・45cm)

圧巻の厚さを誇る至高の寝心地を追求したモデルです。贅沢な素材と構造で、ホテルライクな快適性を自宅で実現します。

関連リンク:TDシリーズについて詳しくはこちら

使用する層から考えるマットレスの厚さ

使用する世代から考えるとどのようなマットレスの厚みがよいのでしょうか?
子供や高齢者にとっての使いやすさ、大人が求めるサポート性などマットレス選びは「寝心地」だけでなく「使う人の体格や年齢層」によっても最適な厚さが変わります。ここでは、使用者のタイプ別におすすめの厚さや注意点を解説します。

子供や高齢者の場合

子供や高齢者が使用する場合、厚さだけでなくベッド全体の高さに注意が必要です。子供部屋ではロフトベッドや二段ベッドを使うことも多いです。こうした高さのあるベッドでは、柵を超えて落下する危険があるため10cm以下の薄型マットレスが安全です。一方、高齢になると座った姿勢から立ち上がるのが難しくなります。布団や低いベッドからの立ち上がりは足腰の負担になるため、床からマットレス上面まで約45cmを目安に、厚さとフレームの高さを調整しましょう。寝心地と安全性の両立がポイントです。

関連リンク:フランスベッドの立ち上がりやすいマットレスプロ・ウォールについて詳しくはこちら

一般の成人(男女問わず)

自分自身の体重や体格に合わせた寝心地の良いマットレスを選ぶ場合には、標準タイプの厚み20cm~30cmのマットレスから選ぶことをおすすめします。様々な寝心地のマットレスが展開されており、価格を選びやすくなっています。高級ホテルのような寝心地を味わいたい方は、30cm以上の厚型モデルも選択肢になります。一方で、ウレタンやファイバーなどノンコイルタイプを選ぶなら15cm~20cm程度が適切です。10cm未満だと体重がかかった際に底つき感が出やすくなります。
毎日6~8時間使用するものなので、特に体格の良い方はある程度厚みがあるしっかりした素材のマットレスを選ぶとよいでしょう。

横向き寝・仰向け寝に向いたマットレス

寝姿勢によって理想的なマットレスは異なってきます。横向き寝の方は肩や腰に圧力が集中しやすいため、適度に沈み込み体圧を分散できる厚みと柔らかさが必要です。一方、仰向け寝の方は背骨のS字カーブを支えるため、沈み込みが少ないやや硬めの構造が理想的です。寝姿勢に応じたサポート性を確保するためには最低限の厚みのあるマットレスが重要な要素となります。快適な寝心地を得るためにはご自身の体形に合った素材と厚みのバランスを考慮しましょう。スプリング入りなら、20cm以上の厚みがあればスプリング層とクッション層の機能を十分に発揮し、快適な寝心地を得られます。

腰痛対策に向いたマットレス

  • 条件1:体圧分散性

    硬すぎるマットレスは体の重みや体圧を吸収しきれず、床の上で寝るような底付き感を感じ、血流を妨げ、痛みの原因になります。特に体重の44%を占める腰・臀部はマットレスとの接地面が広く、体圧が大きくなるため、毛細血管が圧迫されて「痛みやしびれ」が生じる原因になります。
    この痛みやしびれを防ぐには体を支えながら、体圧を分散させるためのクッション性と適度な沈み込みが必要になります。

  • 条件2:寝姿勢の保持

    「立っている時 と同じ姿勢に近い理想的なS字カーブ」を崩さないためには、肩や腰の出っ張り部分にかかる体圧を適切に吸収し、自然な背筋のラインを保つことができる、十分なマットレスの厚みが必要です。
    薄すぎるマットレスでは背骨や筋肉に負担が少ない理想的な姿勢になりにくく、出っ張った部分へ負担が大きくなり、結果的には背骨や椎間板への負担が増してしまうことにもなりかねません。

  • 条件3:寝返りのしやすさ

    良質な睡眠を得るためには睡眠中に無理のない自然な寝返りが必要といわれており、寝返りをすることで起床時に熟睡感を感じることができ、体の強張りも緩和することができます。
    健康な人は一晩で約20回の寝返りを打つと言われており、寝返りはストレッチのような役割を担っており、マットレス内部の厚みのある素材やスプリングの反発力を利用することで、睡眠中に余分な力に頼らず、自然な動きでにスムーズに寝返りすることができます。

関連リンク:特殊素材の反発力で寝姿勢をサポートするボディコンディショニング マットレス

マットレスの厚さについて気を付けたいこと

マットレスの寝心地は、厚さを含めた硬さや素材とのバランスが重要な要素です。そのうえで、厚さに注目すると、寝心地や安全性に直結する大切なポイントがあります。ここでは、厚さを選ぶ際に特に注意したい2つのポイントを解説します。

ベッドフレームに合った厚さを選ぼう

ベッドフレームに合ったマットレスの厚さを選ぶことも大切です。ベッドフレームの種類によって適したマットレスの厚みが異なり、組み合わせ次第で使用感や安全性に大きな差が出ることも考えられます。
例えば、ロフトベッドや二段ベッドは柵の高さが30cm程度で設計されていることが多く、10cm前後のマットレスの設置を前提としています。それ以上に分厚いマットレスを使用すると柵の役割を果たせなくなり、寝返りの際に落下するリスクが高まります。反対に、ローベッドのように高さが低いフレームには、20cm〜30cm程度の厚みがあるマットレスを合わせると立ち座りがしやすくなるでしょう。
ベッドの高さは毎日の動作に関わるため、フレームとの相性、デザイン性、バランス感を確認したうえで適正な厚さのマットレスを選びましょう。

厚ければ良いとは限らない

厚みのあるマットレスは、複数の素材を組み合わせた多層構造により、体圧を分散しながら背中や腰をバランスよく支え、自然な寝姿勢を保つことができます。しかし、厚ければ厚いほど快適というわけではありません。マットレスに使用される素材によっては、寝心地が柔らかくなり、寝姿勢が崩れてしまうことで寝返りがしにくくなり、熟睡することができなくなります。重量が増すことで移動やローテーションが難しくなり、メンテナンス性も低下します。また、素材によっては湿気がこもりやすく、通気性が悪い場合もあります。
介護用では、軽量性や防水性を重視するため、ウレタン単一素材の厚型マットレスが使われることもありますが、寝心地や耐久性は一般的な多層構造とは異なります。
快適性を求めるなら、スプリングや高反発素材などを組み合わせた多層構造を選び、通気性やメンテナンス性にも配慮することが重要です。フランスベッドでは、こうした課題を解消するために「高密度連続スプリング®」を使用し、日頃のベッドメーキングを楽にする「らくピタ」シリーズなど、使いやすさと快適性を両立する工夫を取り入れています。

マットレスをご検討ならフランスベッドの高密度連続スプリングマットレスをご体験ください

マットレスを検討している方に、まず体験していただきたいのがフランスベッドの「高密度連続スプリングマットレス®」です。高密度連続スプリング®は、フランスベッドが日本の風土と寝心地の良さを追求して開発したスプリングです。一本の鋼線で編み込んだスプリング構造により、身体全体を支え耐久性と通気性を保ちます。横になるとマットレス全体で体を支えます。背中や腰をバランスよく支えて自然な寝姿勢をサポートするだけでなく、寝返りもスムーズになるでしょう。ショールームでは、フランスベッドのマットレスを実際にお試しいただけます。ぜひ寝心地の違いを確かめてみてください。

関連リンク:高密度連続スプリング®マットレスの紹介はこちら

まとめ

厚いマットレスは、複数の素材を組み合わせた多層構造によって、体圧を分散しながら全身をしっかり支え、自然な寝姿勢を保つことができ、快適な寝心地を実現しやすいというメリットがあります。異なる素材を重ねることで、硬さや反発力、通気性を調整できる点も魅力です。
一方で、単一素材で厚みを増すだけでは、熱がこもりやすく、へたりやすいなど耐久性や通気性に問題が出やすく、理想的な寝心地は得られません。
最適な厚さは、素材や構造、使う人の体格、ベッドフレームとの相性によって変わります。厚さだけで選ぶのではなく、構造や機能を総合的に判断することが重要です。購入時はショールームで実際に寝心地を体験し、自分の体に合うか確認することが失敗しないための最大のポイントです。通販で選ぶ場合はメーカーの詳細情報を必ず確認してください。

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この記事の監修者

上村英樹

フランスベッド株式会社
インテリア営業企画部 新規営業開発室課長
スリープアドバイザー/スリープアドバイザー講師/電動ベッドアドバイザー/羽毛フィッティングアドバイザー

大阪経済大学経営学部を卒業後、1997年フランスベッド株式会社に入社。関西エリアで25年以上営業業務を経験後、インテリア事業本部へ。現在はベッドやマットレス、羽毛布団など広範囲にわたる商品知識と接客経験を活かし、スリープアドバイザー研修や新入社員研修等の社内研修講師を務める。

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