よくある質問 マットレスの知識

ベッドやマットレスが冷えて寒いときの対策方法

更新日:2020/3/26

ベッドやマットレスが冷えて寒さを感じると、寝付きが悪くなるほか、睡眠の質も下がってしまいます。寒い冬は、冷え性で眠れないというケースも多く、「ぐっすり暖かく眠りたい」と考える人も少なくないでしょう。冬でも暖かく眠るためには、ベッドやマットレスが冷えてしまう原因を明らかにし、適切な対処を行うことが必須です。

ベッドの中が寒く感じる原因

ベッドの床下が冷えている

冬場にベッドやマットレスが冷えてしまう原因のひとつに、床からの冷えがあります。冷たい空気は床や地面に溜まりやすい性質を持っているため、フローリングや畳のうえにベッドを直接置くと、ベッドの下からの冷気がマットレスを通じて身体に伝わります。毛布や掛ふとんを厚くしても背中から冷えを感じてしまうでしょう。この冷えは、パイプベッドやすのこベッドのように、通気性に優れたベッドほど実感しやすくなります。夏場は涼しくて快適なベッドでも、冬場はその通気性の高さが裏目に出てしまいます。

寒い時期には、床の冷気が身体に伝わるのを防ぐことが大切です。昨今は、ホームセンターや寝具店で断熱シートが販売されています。マットレスや敷ふとんの下に敷けば、身体に伝わる冷気を軽減することができるでしょう。このほか、カーペットやラグのうえにベッドを置くことでも、床の冷気を遮断できるのでおすすめです。

窓際にベッドが配置されている

窓は、室内の中でも外気の影響を受けやすい場所です。しっかり閉めていても、ガラスを通じて冷気が室内に入ってきます。そのため、窓の近くにベッドを配置してしまうと、眠るときに寒さを感じやすくなってしまいます。可能であれば、ベッドの場所を窓から遠ざけるほうが無難です。

どうしてもベッドの配置換えが難しいようであれば、窓そのものの断熱効果を高めましょう。先に紹介した断熱シートは、窓用のものも販売されているので、寝室の窓サイズに合ったものを購入してください。また、窓にカーテンを設置することでも、窓から入ってくる冷気を軽減することができます。厚手の生地を使ったカーテンであれば冷気を通しにくく、断熱効果もさらに高まります。

寝汗が冷える

寝汗は、睡眠中にふとんやマットレスに吸い取られて蒸発します。ですが、ふとんやマットレスの吸湿性が悪いと、汗の吸収がうまく行かず、ふとんの中が蒸れてしまいます。その結果、汗が冷えて寒気を引き起こす原因となることも少なくありません。

寝具に使われる素材は人によって好みが異なりますが、高い吸湿性で蒸れを防止する麻や、汗を吸収でき保温効果も高いムートンなど、冬場に向いている素材を使った寝具を選ぶのが理想です。

睡眠中の寒さを解消する方法

就寝の前に入浴をする

眠る前に入浴をすることで、冷え性の人でも身体をしっかりと温めたうえで眠ることができます。人間の身体は、体内深部の温度が下がると眠気が発生するため、お風呂で温まると、入浴後に体温が下がるタイミングで眠気を誘発させることができます。入浴が難しい場合は、温水のシャワーを浴びても構いません。ただし、就寝前に熱いお湯につかると、リラックスできずに寝付きが悪くなってしまうため、40度程度のお湯に抑えておくようにしましょう。

湯たんぽを使用する

湯たんぽは、ふとんやベッドの中でも冷えやすい足元を温めてくれる道具です。湯たんぽは、足だけを温めているように見えますが、足元で温められた血液が身体を巡り、結果的に全身がポカポカと暖かくなってくるのです。昨今は保温性を高めたものや、電子レンジで温められるものなど、より手軽でより暖かい湯たんぽが販売されています。冬は寒くて寝付きが悪くなるという人であれば、湯たんぽの使用をおすすめします。湯たんぽに熱いお湯を使う場合は、やけどに十分注意をしましょう。

電気毛布を使用する

電気毛布は、マットレスや敷ふとんの上に敷いたり身体に掛けたりする電気式の毛布です。ベッドの中をくまなく温めることができるため、眠る前に電源を入れておけば、寒さを感じることなく眠りにつくことができるでしょう。ただし、電気毛布の電源を入れたまま眠ってしまうと、暑さで寝汗をかきすぎてしまうこともあります。睡眠の質を下げないためにも、電気毛布を使用する際は眠る前に電源を落とすようにしましょう。

ベッド内が冷えてしまうのは、寝室の環境や使用している寝具が原因であることが多く、適切な対処を行うこと冬場でも快適にぐっすり眠ることができるでしょう。とはいえ、冬と同じままだと夏に暑くて眠れないという可能性もあります。そのため、使用する寝具や寝室の環境などを調整し、季節に応じて自分に合った睡眠環境を作ることをおすすめします。

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