SLEEP FAQ

Q

布団の洗い方とは?

更新日:2018/10/01

A

シーツや枕カバー、布団カバーであれば洗濯するのは簡単ですが、布団の丸洗いとなるとなかなか大変ですよね?
そもそも、どうやって洗濯をしたらいいのか、よくわからない方も多いのではないでしょうか。
布団を洗わないと、表面に付着した皮脂汚れだけでなく、中はカビやダニの温床になっているかもしれません。天日干しをしていても、ダニの繁殖を少しは抑えることができますが、完全に除去することはできません。
やはり、布団も洗ってあげることが大切なことなのです。
そこでここでは、布団を洗濯する方法について紹介していきます。

布団を洗う前の4つのチェック項目

  • 洗濯表示を確認すること

    布団によっては丸洗いできないものもあります。例えばシルク素材のものや綿100%の素材のものなどは、自宅で洗うことができませんし、羽毛布団の大半も自宅で洗うことはできません。洗えるかどうかは、洗濯表示タグを確かめましょう。

  • 洗濯機の大きさを確認すること

    布団の大きさによっては自宅の洗濯機では小さすぎることもあります。具体的にはファミリーサイズ(7~9キログラム)の洗濯機であれば、洗うことができるでしょう。また、自宅の洗濯機が小さい場合はコインランドリーの洗濯機で洗うことをおすすめいたします。コインランドリーには大抵大きなサイズの洗濯機や乾燥機が並んでいるので布団を洗うこともできます。

  • 天気予報を調べること

    洗った布団はしっかり乾燥させる必要があります。表面だけ乾いていても中が生乾きだと、臭いやカビの原因にもなります。晴れた日に天日干しすることができるよう、天気予報のチェックしておきましょう。また乾燥させるのに数日かかる場合があるので、連日晴れ予報のタイミングで洗うようにしましょう。

  • 大型の洗濯ネットを準備する

    布団を洗濯機に入れるときは、洗濯用ネットの中に入れるようにしましょう。洗濯槽の中は、いわゆる「揉み洗い」状態になります。その際に布団の側生地を傷めないようにするためです。側生地が傷むと中身が出てきてしまったり、布団の機能性も損なわれたりするからです。洗濯ネットを選ぶときは、サイズに合った大きなものが必要になります。ぎゅうぎゅうにしてしまうとしっかり洗浄することができなくなります。さらに洗濯ネットの網目が細かすぎると洗剤が中まで届かないことがありますので、ある程度目が粗いものの方がよいでしょう。

布団を洗濯するにはどんな洗剤がよいの?

洗濯洗剤には用途によって主に3種類あります。

  • 中性洗剤……デリケートな生地を洗う
  • 弱アルカリ/中性洗剤……普段使いとして使う
  • 弱アルカリ性洗剤……強い汚れを落とす

羽毛布団など動物性の素材の場合はアルカリ性の洗剤を使うとふんわりと仕上がらないことがありますので気をつけましょう。また、布団の側生地は薄手でデリケートなものが多いため、中性洗剤が適しています。さらに、洗剤は粉ではなく、溶けやすいので液体のものの方がよいです。

洗濯にはお水?お湯?

洗浄力が強いのは圧倒的にお湯の方です。お湯は、布団に付着した皮脂汚れを浮かしてくれ、洗剤が溶けやすく、布団の中までしっかり洗剤が入っていくから臭いもとることができます。しかしながら、お湯を使うデメリットもあります。あまり温度が高いと色落ちの原因になりますし、羽毛布団など、種類によっては水洗いの方が適していることがあります。いずれにしても、洗濯表示タグを確認し、明記してある温度を守って使い分けるようにしましょう。

洗濯機の回し方

布団を洗濯用のネットに入れ、洗剤を入れたら「ドライコース」または「手洗いコース」または「オシャレ着コース」を選びます。あとは洗濯機にすすぎまでお任せで大丈夫です。

※洗濯機によって異なります。

布団の乾かし方

布団はしっかりと芯まで乾かさないとカビや嫌な臭いの原因になってしまいます。布団を乾かすには、自宅で天日干しにするか乾燥機を使いましょう。乾燥機が自宅にない場合はコインランドリーを利用しましょう。
天日干しをする場合、天候や時間帯に注意が必要です。羽毛布団の場合は日陰干しが理想なのですが、湿気のある日などは避け、からっと晴れた日の日陰干しにしましょう。また時間帯も、湿気が最も少ない10時頃から15時ぐらいまでがよいでしょう。また、完全に乾くまでに丸2日ほどは見ておくようにしましょう。

以上、布団を自宅で洗う方法をお伝えしてきました。布団は大体、半年~1年に1度ぐらいの間隔で洗うとよいでしょう。少し大変ではありますが、清潔を保ち、安全を保つためにはぜひ習慣としてみてください。

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