SLEEP FAQ

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快眠の質が高まるグッズとは

更新日:2020/01/16

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睡眠不足で悩んでいる方は、眠りの質に問題があるかもしれません。現在使っている寝具や室内の環境を見直してみてはいかがでしょうか。今回は、加湿器や遮光カーテン、アロマオイル等より眠りのサポートする便利なグッズを季節に合わせて紹介します。

熟睡をサポートする快眠グッズとは

アイマスク

快眠をサポートするグッズの代表に「アイマスク」があります。最近ではヒーリングサウンドが流れるタイプや、目元を温めるタイプなどさまざまな機能を備えたアイマスクも登場してします。アイマスクには、何度も繰り返して使える「リユース型」と、使用は一度きりの「使い捨て型」の2タイプがあります。リユース型は、一度購入すれば何度も使えて経済的です。さらにヒーリングサウンドが流れるものや、目元を温める機能が付いたもの等、高い機能性を備えたものがあるので、選択肢の幅も広がります。ただし、使用前に充電したり、水洗いしたりする等の手間がかかります。一方、使い捨て型は、使用が1回だけですので衛生的で、持ち運びも楽なコンパクトタイプが多いのが特徴です。しかし、使い捨ての特性上、購入し続ければならないのでコストがかかる一面もあります。

遮光カーテン

アイマスクの着用が苦手で、目を隠さずに安眠したい方には遮光カーテンがおすすめです。遮光カーテンは、光の漏れを遮るので、外の明るさが気にならないカーテンで、寝室や西日が強い部屋で使われることが多いです。どのくらい光を遮るのか、遮光率によって次のように等級が決められています。遮光カーテンを選ぶときの「基準」としてご活用ください。

カーテンの遮光等級

  • 1級遮光…遮光率99.99%以上(人の顔の表情が識別できないレベル)
  • 2級遮光…遮光率99.80%以上、99.99%未満(人の顔あるいは表情が分かるレベル)
  • 3級遮光…遮光率99.40%以上、99.80%未満(人の表情は分かるが何か作業をするには暗いレベル)
  • 遮光性なし

鼻腔拡張テープ

心地よい睡眠には、スムーズな呼吸が大切です。鼻が詰まっていると呼吸もしづらくなり、なかなか眠ることができません。鼻腔拡張テープは、鼻にテープを貼ることで、テープ内に内蔵されたプラスチックバーが、鼻腔を広げて鼻の通りを良くします。夜に鼻が詰まりすい方や、いびき対策したい方におすすめの安眠グッズです。

アロマオイル

ストレスや心配事でなかなか眠れない方には、香りで気持ちを落ち着かせるグッズもあります。それがアロマオイルです。アロマオイルの香りの種類には、ラベンダー、セドロール、ヘリオトロピン等があり、これらにはリラックス効果があるといわれています。心地よく眠るために、香りの力を使って寝室の環境を変えてみるのもよいでしょう。

耳栓

住宅周辺の騒音や、家のドアの開閉音や、テレビ等の生活音が気になる方には耳栓がおすすめです。外部の音を遮る「遮音性」が高く、睡眠の用途以外にも、集中して作業を行うときにも役立ちます。スポンジ素材できた耳に押し込むだけで装着できる「スポンジ型」、シリコン素材の複数のヒレが層状になっている着脱も簡単な「フランジ型」、柔らかい粘土状の素材で、耳に自由にフィットできる「シリコン粘土型」などさまざまな種類があります。

爽快な目覚めをサポートする快眠グッズ

オンタイマー式電気毛布

人には睡眠中は体温が下がり、朝起きる時間が近づくにつれて体温が上昇するリズムがあります。このリズムを上手く利用した寝具が、オンタイマー式電気毛布です。この毛布にはタイマー機能が付いているので、起床時間に合わせて寝床を温めることができます。起きるタイミングですでに寝床が温まっているので楽に目覚めることができます。寒い朝が苦手な人や、低血圧でなかなか起きられない人におすすめの快眠グッズです。

冷え・乾燥対策におすすめの快眠グッズ

湯たんぽ

寒い冬になると、就寝前にふとんに入るとき、まだ冷たい状態のため、ふとんが温まるまでなかなか眠れないことが続きます。湯たんぽは就寝前からふとんを温める代表的なアイテムで、足元を温めることで気持ちよく眠ることができます。

足湯器

ふとんに入ったときにスムーズに眠るには、体がリラックス状態にあることが大切です。体をリラックスさせる方法の一つに「足湯」があります。眠る2時間程前に足湯をすることで、体もポカポカに温まり心地よい眠りに入ることができます。お風呂で足湯をしても良いですが浴室は冷えやすいので、リビングやダイニングでも簡単にできる「足湯器」を使うと、すぐふとんにも入ることができ便利です。

加湿器

心地よく眠るには、寝室の湿度を50%前後にしておくことが最適です。肌の乾燥を防ぐだけでなく、睡眠中の呼吸をスムーズにさせる呼吸器官にとっても、湿度を適度に保つことが大切です。寝室の湿度を最適にするなら「加湿器」を使用しましょう。スチーム式、気化式、超音波式などがあり、使用感もそれぞれ違うため、家電量販店などで実際に試してお好みの加湿器を選んでください。

冬用パジャマ

快眠グッズだけでなく、寝るときに着用するパジャマも快眠を左右します。温かい素材だけを重視して選ぶと、実際に使ったとき、夜中に寝汗をかきすぎてしまい、返って寝苦しくなってしまいます。温かい素材を選ぶだけでなく、汗を吸い取って眠りやすくする「吸水性」、「吸湿性」のある冬用のパジャマを選びましょう。

熱帯夜に涼しくする快眠グッズ

除湿機

寝室の湿度を下げることで、体感温度を下げることができます。しかし、多くの除湿機は排出する空気が暖かく、返って寝室の温度を上げてしまう可能性もあるため、エアコンの除湿モードの方がより最適です。

いびき・口呼吸対策の快眠グッズ

横向き寝の枕

いびきは肥満や顎の骨格など体の体型や、仰向けで寝る等の寝姿勢が原因といわれています。どちらにも共通するのが、「気道の狭さ」です。気道とは、呼吸のするときの口または鼻の空気の通り道で、この気道が狭くなることで呼吸をするたびに振動し、いびきが起こってしまいます。空気の通り道を確保するには、「横向き」で寝るのが効果的ですので、横向きに寝やすい枕を使うと良いでしょう。

睡眠の質を高める便利グッズについて紹介しました。睡眠不足で悩んでいる方は、眠りの質に問題があるかもしれませんので、現在使っている寝具や室内の環境を見直してみてはいかがでしょう。

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