インフォメーション Information

生活情報:梅雨時期の簡単ベッドのお手入れ法~おうちにいる時間が多い”今できる”3つのポイントを紹介~


じめじめした梅雨時期はベッドのカビにも注意が必要!


これからやってくる梅雨時期から夏場にかけて、気温と湿度の高い日々が続き、室内にカビが繁殖しやすくなります。
寝ながら汗をよくかくこれからの時期には、寝具のカビにも注意が必要です。
特にベッドは、マットレスとベッドフレームとの間や、マットレスと壁との間に湿気がたまり、床板やマットレスの表面にカビが生えやすい環境にあると言えます。日頃から上げ下ろしする布団に比べ、ベッドフレームに乗せたままのマットレスのお手入れは欠かせません。

本格的な夏を迎える前に、自宅にいる時間が多い今だからこそできる、ベッド周りのカビ対策を紹介します。

アレルギー性疾患の原因ともなる寝具のカビ

カビはアレルギー性疾患などの原因ともなり、注意が必要です。
【気管支肺アスペルギルス症】
アスペルギルス・フミガーツスというカビが原因の病気です。発症すると息切れ、呼吸困難を引き起こし、重症化すると頭痛、
食欲不振、場合によっては喀血も伴います。発症する人のほとんどが喘息患者なので、喘息を持っている方は特にカビに注意が必要です。
【夏型過敏症肺炎】
夏季に増殖する、トリコスポロンというカビが原因のアレルギー性疾患です。主な症状は咳と発熱、体のだるさで、初期段階では診断が難しく、
風邪とよく似た症状のため発見が遅れることがあります。
【アレルギー性鼻炎】
アレルギー性鼻炎は、アレルギー反応によって起こる鼻の炎症です。植物の花粉やダニ、ペットのフケ、そしてカビを吸引することによって
発症します。症状は主に鼻水や鼻づまり、くしゃみなどです。

今すぐできる、ベッドの簡単カビ対策

自宅で過ごすことの多い今、普段はなかなか手を付けられないベッドやマットレスのお手入れをする絶好の機会です。
ここでは、より快適な眠りを手に入れるためのカビ対策を紹介します。

①マットレスの上下/裏表を入れ替える
カビは湿気が同じ場所にこもってしまうことで発生します。毎日決まった位置で寝ていると汗を吸う場所が同じになってしまうため、カビの原因となります。
そのため、マットレスの上下や裏表を入れ替える(ともに3か月に一度)ことで、汗を吸う位置が分散され、カビの発生を抑制できます。

②マットレスの換気/天日干し
カビ対策として部屋の換気はもちろんですが、マットレスの換気も必要となります。マットレスを壁に立てかける、またはベッドフレームとマットレスの間に
厚い本などを挟んで浮かせることで換気に繋がります。扇風機やエアコンの除湿モードで風を当てると、より効果的です。
さらに、6か月に一度は日光に当てて湿気を飛ばすことで、よりカビ対策の効果が高まります。

③ベッドパッドの活用
マットレスにはマットレスカバーを敷いて使うことが一般的ですが、マットレスカバーだけでは汗や皮脂からマットレスを守ることができません。
そのため、マットレスとマットレスカバーの間にベッドパッドを挟むことでカビ対策に繋がります。また、ベッドパッドやマットレスカバーはこまめに洗い、
取り替えることで、カビ対策の効果が持続します。
※ ①~③によりベッドのカビ防止にもなります。


カビが生えてしまった時の対処法(ベッド・マットレス共通)

どれだけ対策を行っても、カビの発生を100%防ぐことはできません。もしカビが生えてしまった場合には、ベッドクリーニングの専門業者へ
依頼することでカビを取り除いてもらえますが、よりリーズナブルに自宅でできる対処法として、消毒用エタノールを使ったカビ掃除の方法を紹介します。
【準備物】
消毒用エタノール、スプレー容器、キッチンペーパー、雑巾

【手順】
最初にキッチンペーパーで簡単に落ちるレベルの汚れを取り除きます。その後、スプレー容器に移した消毒用エタノールを、カビが生えている部分を中心に
吹きかけ、壁に立て掛けて1時間ほど待ちます。最後にぬるま湯にひたした雑巾でつまむようにカビを拭き取ります。
※シミや変色の恐れがあるので予め目立たない箇所でお試しください。


安眠をサポートするサイトNemuri.navi(眠りナビ)では、眠りに関するお役立ち情報を掲載中です。
Nemuri.navi(眠りナビ)はコチラから。

ニュースレター全文はこちらから

一覧へ戻る

PAGE TOP