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Q

布団圧縮袋の使い方とは?その種類や選び方

更新日:2018/10/01

A

5~6月になると「そろそろ夏用の布団に入れ替える準備を」と思っている方がいるかもしれません。これまで使用してきた冬~春先の布団を収納しようとするとき、布団圧縮袋を使う方も多いでしょう。
ここでは布団圧縮袋について、メリットやデメリットをご紹介していきます。

布団圧縮袋のメリットとは

冬の布団は畳んでもかさばるため、収納するのが大変。そんな時に便利なのが布団圧縮袋です。布団を圧縮袋に入れて中の空気を抜くと布団がペッチャンコになり、場所を取らないので収納しやすくなります。しかも圧縮袋で圧縮する方法はとても簡単で、掃除機を使って中の空気を一気に吸い取ってしまう方法か、掃除機を使わずに圧縮袋に入れた布団を上から圧していくだけの方法があります。圧縮袋の中に乾燥剤(シリカゲル)を入れておくとダニやカビの予防にもなり、きれいなまま保管することができます。

布団圧縮袋のデメリットとは

「そんな便利な布団圧縮袋にデメリットなんてあるの?」と思ってしまうかもしれませんが、実は気をつけなくてはいけないことがあります。それは羽毛布団を圧縮袋に入れて収納すると、次に出したとき、あのふっくらとした、ふわふわ感が戻らない場合があるのです。羽毛布団を収納する場合は、購入したときに入っていた不織布のケースに入れましょう。不織布のケースは羽毛布団に必要不可欠な通気性もあり、最適な保管方法です。しかし、どうしてもかさばってしまうことで収納ができないなどの場合は圧縮袋に入れてもよいでしょう。ただし、圧縮しすぎないように気をつけてください。羽毛布団の嵩(かさ)を1/2程度に抑えておくことがポイントになります。

布団圧縮袋の種類

布団圧縮袋は、圧縮袋の閉じ方や圧縮方法などによって種類が分かれます。

  • チャック式(ジッパー式)

    チャックやジッパーを閉じる際、掃除機を引き抜くときに空気が入ってしまうのでコツが必要。しかし、リーズナブルです。

  • バルブ式

    空気が逆流しないバルブが付いているので簡単。しかし、チャックやジッパー式に比べると金額が高くなります。

  • 掃除機を使わないタイプ

    ハンディタイプの掃除機だと吸引力が弱く圧縮ができないことがあります。ハンディタイプの掃除機しかない家庭にはこちらのタイプがおすすめです。

圧縮袋を使うときの注意点

布団圧縮袋に入れる前に布団は必ず干してから圧縮するようにしましょう。ダニやカビなど、菌の発生を防ぐため、しっかりと乾燥させてから入れるようにしましょう。また、6月~夏にかけては特に湿度が高いのでエアコンや除湿機などで室内の湿度を下げておくことをおすすめします。

以上、布団圧縮袋のメリット・デメリット、種類についてご紹介してきました。羽毛布団のように圧縮してはいけない布団などは、特に注意して使用するようにしましょう。

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