ベッドは一人暮らしで本当に必要?
判断基準を解説
一人暮らしの部屋にベッドが必要かどうかは、多くの人が悩むポイントです。ワンルームなどの限られたスペースしかない部屋の場合、ベッドを置くことで他の家具が置けなくなるなどの心配も出てくるかもしれません。ベッドを置く・置かないを判断するのにどのような点を考慮すると良いのか。ここではベッドなしの生活・ベッドありの生活の両方のメリットを詳しくご紹介しますので自分のライフスタイルにはベッドが必要かどうかを判断する材料にしてみてください。
更新日:2026/01/26
「一人暮らしにベッドはいらない」は本当?ベッドあり・なし生活のそれぞれのメリットを解説
一人暮らしにベッドはいらないと言われることがありますが本当なのでしょうか?
ベッドがあるメリットは、床から40cm程度高い位置で眠ることで部屋のホコリやカビを避けることができ、湿気や寒さや冷えに対応できるため、しっかり眠ることができ、睡眠の質を高め、長期的にかかる身体への負担を軽減できることです。睡眠だけを考えるとそうですが日中、部屋で作業することが多くとにかく部屋を広く使いたいと考えている方はベッドがない方が快適に生活できるかもしれません。
このようにベッドがある場合・ない場合でそれぞれのメリットを具体的に紹介します。どちらが自分のライフスタイルに適しているのか検討してみてください。
ベッドなし生活のメリット3選|部屋が広く、費用も節約できる
一人暮らしの部屋でベッドなしで生活する場合のメリットとしては次の3つがあります。
- 一人暮らしの部屋を広く使えて日中のスペースを有効活用できる
- 将来的に引越しする際などの、処分費用を大幅に節約できる
- 移動する必要がないため引っ越しや模様替えが気軽にできる身軽さ
3つのメリットをひとつずつわかりやすく紹介してきます。
部屋を広く使えて日中のスペースを有効活用できる
ベッドを置かなければ、その分だけ部屋を広く使えて日中のスペースを有効活用することができます。ベッドを部屋に置く場合には、一般的なシングルサイズのベッドでおよそ1.2畳ほどのスペースが必要となります。例えば6畳ワンルームの部屋にベッドを置くと、残りのスペースは約4.8畳となります。それに生活動線などを考えると必要なスペースはもっと増える場合もあるでしょう。ベッドを置かなければ、視覚的にも生活空間がすっきりとし、日中と夜とで生活空間を変えるなどスペースを他のことに使用できるのもメリットになります。
処分費用を大幅に節約できる
処分費用を大幅に節約できるのもメリットの一つです。例えば、引越しのときにシングルベッドを運搬すると、依頼する業者や時期などにもよりますが、一般的に10,000~30,000円程度かかることが想定されます。同じように処分する場合でも、各自治体により差はありますが粗大ごみの費用として1,000円~2,000円程度かかることが見込まれます。将来的な引越しや処分時の運搬費や処分費を想定するとベッドを使用しないことで大幅にコストを抑えることができます。
引越しや模様替えが気軽にできる
ベッドを使用しない方が、引越しや模様替えが気軽にできるのもメリットです。引越しのときはベッドを解体して運び、また組み立てるなどとても手間がかかります。模様替えする際もなかなか気軽に動かすことができません。重量と存在感のあるベッドを配置していなければ、その分レイアウトの自由度は高くなり、大幅な変更もしやすくなるためベッドがない方が便利なことが多いです。
例えば、学生から社会人になるときに引越しするとか、転勤する可能性があるなどライフステージが変化することを考えるとベッドをどうするかの心配がないのはうれしいポイントかもしれません。
ベッドありの生活のメリット|マットレスによる快適な寝心地と衛生面
ベッドなし、布団での生活のメリットをご紹介しましたが、布団は毎日の手間がかかります。また底冷え、ほこりやカビを吸い込みやすいなど衛生面でのデメリットが多く、安心して眠れる環境づくりが難しくなる場合があります。
次にベッドありの生活で得られるメリットについて以下のポイントごとに解説していきますのであわせて検討してみてください。
快適な寝心地や寝返りをサポートしてくれるので、身体にかかる負担を軽減できる- 通気性の良いベッドフレームやマットレスを利用することで湿気によるカビ・ダニを防ぐことができる
- 健康に悪影響を与える可能性がある床のほこりやハウスダストを吸い込みにくい
- ベッド下のスペースを収納として活用できる
快適な寝心地や寝返りをサポートしてくれる
良質な睡眠をとるためには布団よりも機能的なマットレスの使用がおすすめです。布団は畳んで収納することが前提であるためマットレスと比べて厚みがなく、寝ているときに肩や腰など特定の部位に圧力が集中しやすくなり、身体の痛みにつながる場合があります。一方、ベッド用のマットレスには一定の厚さがあり、体圧分散性を考慮した仕様になっています。さらにスプリング入りのマットレス、特に高密度連続スプリングマットレス®は、通気性や耐久性にも優れたスプリングでしっかり身体を支え、寝返りしやすいマットレスです。良い睡眠をとるには、寝心地がよく、寝返りしやすいマットレスを使うことが大切ですので、睡眠の質にこだわる方にはベッドをおすすめします。
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通気性の良いフレームとマットレスを利用することで湿気によるカビ・ダニを防げる
人は寝ている間にコップ一杯程度の寝汗をかくといわれており、寝具は非常に湿気がたまりやすくなっています。環境にもよりますが、布団を敷いたままにしてしまうと湿気がたまりカビの発生につながってしまいます。忙しい生活が続くと布団の上げ下ろしが面倒になり、結果的に布団を敷きっぱなしにしてしまう傾向がある場合は、思い切ってベッドにするのが良いかもしれません。ベッドの場合も湿気対策が不要なわけではありませんが、通気性のよいマットレスとベッドフレームを選べば、布団ほどメンテナンスの手間はかかりません。
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床のほこりやハウスダストを吸い込みにくい
布団よりもベッドの方がハウスダストを吸い込みにくいのは大きなメリットです。
ハウスダストは、室内にいるカビ・ダニ、花粉、細菌などが混ざったものを指しますが、それらを吸い込むとアレルギーやアトピーなど様々な健康被害を引き起こす可能性があるのでなるべく避けたいものです。ほこりやハウスダストは、重力の影響を受けてゆっくりと下に落ちていきます。最終的に床にたまっていくのですが、実は布団よりもベッドの方がハウスダストを吸い込みにくくなっています。これは寝る位置の違いによるもので、より床に近いほどほこりが舞いやすいため床に直に置く布団よりも床から20~30cmほどの高さのベッドを使用することでほこりやハウスダストの影響を避けられるというわけです。
ベッド下のスペースを収納として活用できる
ベッドを使用すると下にスペースができるため収納として活用できるのもメリットです。例えば、引き出し付き収納ベッドであれば、洋服や小物などを収納できます。跳ね上げ式ベッドならスーツケースなどの大きなものも収納することができます。特に一人暮らしの部屋でスペースが限られているという方にとっては、ベッド下を有効活用できるのは大きなメリットではないでしょうか。収納以外の機能としてコンセントや棚付きなど多機能型のヘッドボードのタイプは、ベッド周りの利便性を高めたいという方にぴったりです。おしゃれな素材やデザインの収納付きベッドが豊富にあるので、部屋のインテリアにこだわりたい方にとってもベッドがおすすめです。
あなたはどっち?ベッドあり・なし診断
ご紹介した通り、ベッドありとベッドなしの生活はそれぞれにメリットがありました。「部屋を広く使いたい」「気軽に掃除や天日干しをしたい」などを重視するなら「ベッドなし」の生活、「ほこりやハウスダストが心配」「身体への負担軽減と寝心地」を考えるのなら、「ベッドあり」の生活が快適といえるでしょう。次にどちらが向いているかの簡単な診断を用意しましたので、どちらのチェックが多いか試してみてください。
ベッドなし生活が向いている人の特徴
以下の項目を優先したい人は、どちらかというとベッドなしの生活が向いています。
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部屋はなるべく広く使いたい
大きな家具であるベッドを置かないだけで、部屋は広く感じられます。
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ミニマリスト思考
自分にとって本当に必要なものだけを持つシンプルな生活が好みで、管理を楽にしたい人にはぴったりです。
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コストを抑えたい
ベッドは安い買い物ではないため、家具にかけるお金は少しでも減らしたいと考えている人に適しています。
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生活スタイルを頻繁に変えたい
模様替えが簡単で引越しもしやすいため、移動が多い人にも向いています。
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湿気対策、掃除がきちんとできる
床置きの場合、定期的に布団の上げ下ろしをすることが苦にならない人、下にたまったほこりなどをこまめに掃除できる人。
ベッドがあった方が良い人の特徴
以下の項目を優先したい人は、ベッドありの生活が向いている傾向です。
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寝心地を重視したい
床に布団を直置きすると硬さを感じる場合もありますが、ベッドフレームとマットレスがあることによってそれが和らぎ安定した寝心地を得られるでしょう。
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立ち上がり・起き上がりを楽にしたい
ベッドは床から高さがあるので、腰やひざなどに不安がある人にはおすすめです。
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布団のケアを負担に感じる
忙しさから、布団の上げ下ろしやケアを面倒に感じる人
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ほこりやアレルギーが気になる
ベッドは床からの高さがあるため、ハウスダストなどに敏感な人は向いています。
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ベッド下の収納が必須
収納付きベッドを選べば、ベッド下を収納として使えます。
よくある質問
マットレスだけで寝てもいいですか?
ベッドフレームを使わずにマットレスだけで寝ることはおすすめしません。フランスベッドでは、寝心地を最優先にスプリングマットレスのご使用を推奨しています。スプリングマットレスにはある程度の厚さ・重さがありますので、床にマットレスを直接置くと、前述のように湿気による問題が発生しやすくなります。ベッドフレームがあることで空気が流れやすくなり、マットレスに湿気がこもりにくくなります。
ベッドがいい理由は何ですか?
ベッドの良さは、その寝心地にあります。ベッド用マットレスは理想的な寝姿勢をキープしながら体をしっかり受け止める構造と、体に当たる部分のソフト感を併せ持ち、体圧分散に優れた寝具です。ベッドフレームは、立ち上がりがしやすい程よい高さでマットレスを支え、床面近くに舞うほこりを避けてマットレスを湿気から守ります。ベッドを部屋に置くことで、床面積を広く占めてしまうデメリットがありますが、収納付きのベッドフレームであればベッド下も有効活用できます。
ベッド選びに迷った際は「フランスベッド」にお任せください
一人暮らしにベッドはいらないと思っていても、それがすべての人に当てはまるとは限りません。人によってライフスタイルは異なり、必要になる家具も違いがあります。特に初めての一人暮らしのときは、何が必要で何が不要なのか悩むのではないでしょうか。部屋に配置する家具や睡眠環境についてお困りの方は、フランスベッドのショールームにぜひお越しください。ベッドやソファはもちろんのこと、「ソファベッド」や「寝装品」など様々な商品から一人暮らしのライフスタイルに沿ったスムーズな寝具選びをサポートいたします。
まとめ
ベッドがない生活と、ベッドがある生活のメリットを比較してご紹介しました。一人暮らしでは睡眠スペースの確保が重要ですが、ベッドを置くかどうかはライフスタイル次第です。ただし、快適な寝心地や衛生面、収納性を重視するならばおすすめなのはベッドです。これまでにベッドを使ったことのある方は、その快適性に気づかれていることでしょう。良い睡眠は心身の健康に深くかかわっています。人生の1/3といわれる時間を過ごす家具だからこそ、質の高いベッドを選ぶことが快適な暮らしにつながります。迷ったときは、ショールームで実際に寝心地を体験し、自分に合う一台を見つけてください。
この記事の監修者
フランスベッド株式会社
インテリア営業企画部 新規営業開発室課長
上村英樹
スリープアドバイザー/スリープアドバイザー講師/電動ベッドアドバイザー/羽毛フィッティングアドバイザー
大阪経済大学経営学部を卒業後、1997年フランスベッド株式会社に入社。関西エリアで25年以上営業業務を経験後、インテリア事業本部へ。現在はベッドやマットレス、羽毛布団など広範囲にわたる商品知識と接客経験を活かし、スリープアドバイザー研修や新入社員研修等の社内研修講師を務める。