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木製ベッド・木製家具に社内基準「F☆☆☆☆(フォースター)」を順次導入

建築基準法改正よりも規制を強化したシックハウス症候群対策
既存商品・2009年度新商品の木製ベッド・木製家具に社内基準「F☆☆☆☆(フォースター)」を順次導入




弊社では、シックハウス症候群対策として建築基準法改正により定められた規制に基づいて、住環境に対応する社内基準「F☆☆☆☆(フォースター)」を設け、2009年度の新商品より導入するとともに、既存商品に関しても順次対応してまいります。

2005年7月の建築基準法の改正により、ホルムアルデヒドの発散量に基づく等級づけの基準が厳格化され、居室の内装材などの使用が制限されました。この規制は、ベッドなどの置家具には適用外とされていますが、「木製ベッドの接着剤や塗料に含まれるホルムアルデヒド濃度は高く、シックハウス症候群の原因とみられる」との国民生活センターの調査報告からも、家具などにおいてもホルムアルデヒド規制への関心が高まっています。

弊社では独自の社内基準を設けるため、以前より施策の検討を重ねてきた結果、今回、建築基準法によるホルムアルデヒド放散量の規定に基づき、より規制を強化した社内基準を制定する事となりました。今後、ホルムアルデヒドだけでなく有機化合物を含む管理方法や表示に関して徹底した管理を行い、購入の際にもわかりやすく表示ラベルを本体などに貼付表示してまいります。

これまで弊社では、全日本ベッド工業会の定める「フレーム環境基準」(ホルムアルデヒドやフレーム性能基準への対応)、「衛生マットレス基準」(ホルムアルデヒド、抗菌防臭などの環境基準への対応)や、マットレスの開発段階からリサイクルしやすい構造の設計、素材の再資源化を目指した「ピュアリサイクルマットレス」など、住環境と健康に配慮した人に優しい商品開発に取り組んでまいりました。今後もお客様に安心してお使いいただける家具・ベッドのご提供を行ってまいります。


社内基準「F☆☆☆☆(フォースター)」 概要

【社内基準】
■ホルムアルデヒド
①接着剤:ノンホルムアルデヒドの接着剤を使用
※JIS K6804 酢酸ビニル樹脂エマルジョン木材接着剤 又は 日本接着剤工業会が定める(室内空気質汚染対策のための自主管理規定)ホルムアルデヒド放散による区分が、改正建築基準法におけるF☆☆☆☆等級以上の製品を使用するのが一般的な家具への基準ですが、フランスベッドではノンホルムアルデヒドのものを使用する事を基準にしています。

②塗料:ホルムアルデヒドに加えシックハウス症候群の主な原因である、トルエン・キシレン等も含まない塗料を使用
※JIS K5961 家庭用屋内木床塗料 又は 財団法人 日本塗料工業会が定める ホルムアルデヒド放散による区分が改正建築基準法におけるF☆☆☆☆等級以上の製品を使用するのが一般的な家具への基準ですが、フランスベッドではホルムアルデヒドに加えシックハウス症候群の主な原因である、トルエン、キシレン等も含まない塗料を使用する事を基準としています。

③木質材(合板・集成材など):主要部位に使用される対象の主要材料がホルムアルデヒド放散による区分がF☆☆☆☆等級であること。また、室内側に面する以外の練り芯、木口等も含め主要部位を構成する材料全てを対象としています。
※建築基準法におけるホルムアルデヒドの規制では、建築物の室内側に面する部分から発散するホルムアルデヒドの放散量を規制するもので、一般的な芯材等には規制がありません。

④木材(無垢材):製材、防虫加工段階でホルムアルデヒドを使用していません。


■有機化合物:木質材・木材にはクロルピリホス含有物質を使用していません。
※クロルピリホス:主にシロアリ対策の防蟻材(有機リン系殺虫剤)として使用される化学物質です

■管理方法:当社独自の管理基準を設け、対象型式全てのF☆☆☆☆製品仕様書、
化学物質管理仕様書による製品の安全を確保し、弊社が管理いたします。

■表示方法:対象商品へ当社F☆☆☆☆ホログラムシールをヘッドボード部分(裏側)へ
貼付いたします。また、カタログ、POP等にも下記マークを掲載してまいります。

F☆☆☆☆ 丸F☆☆☆☆ 文字版


【適用日】  2009年度新作商品、及び既存商品について順次導入
【適用商品】 エスプリ、αモーニング、イルベローチェをはじめ、既存商品

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