眠りの疑問 -布団について- SLEEP FAQ
Q
布団に裏表ってあるの?
更新日:2018/10/01
A
布団には裏と表、また上下があることをご存知でしたか?
今までなんとなく使っていた方も、ここで布団の裏表の見分け方や和布団と洋布団の種類によっての違いを理解し、布団を正しく使えるようになりましょう。
布団の裏表の見分け方って?
布団の裏表の見分け方はメーカーによって様々で、統一した決まりはありません。ここでは、布団の裏表が判断できる様々な目印について紹介します。また、和布団と洋布団(羽毛布団)の裏表の見分け方も見ていきましょう。
タグ・ラベル
品質表示がついている面が表です。布団の場合は洋服などと違い、上から見たときに表裏がわかるよう、表面にタグやラベルをつけています。また上下も品質表示がついている方が足元になるので、お客様に布団を用意するときには、覚えておくといいでしょう。
表面の素材・生地による機能性の違い
詰め物を「上層部:ウール、中層部:ポリエステル、下層部:ポリエステル」など素材を区別している布団や、春夏用・秋冬用と使い分けるため異なる生地を使った布団や、通年使える布団など、複数の素材や生地を組み合わせて作られた機能性布団の場合、タグ部分に上下が表示してあったり、明らかにわかる工夫がしてあったりします。
ズレ防止のひも
掛け布団についている、布団カバーずれ防止紐がついている面を裏側とします。布団カバーも布団と同じ向きに取り付けましょう。
和布団
和布団は、表面の外側から裏面まで無地の生地を使い、表面の内側は柄生地を使っているので、額縁で囲われた絵画のように見える仕立てがしてあります。その面が表。また、和布団は、キルティングがなされていないので、中綿を表面生地と巻き糸でとめている、とじ糸の房(ふさ)がある方が表になります。
羽毛布団
最近は無地の羽毛布団もよく販売しており、裏表の区別がつきにくいものが多くあります。どちらを使っても、よいようになっていますが、ラベルの場所で裏表・上下がなんとなくわかるようになっています。メーカーによってはどちらとも判断ができないようにデザインしてあることもあるので一概には判断できませんが、自分で「表面の足側にラベルが来るようにしよう」などと決めてください。羽毛布団の機能性には全く問題ありませんのでご安心を。
いかがでしたか?
ご自宅の布団の裏表を確認するためにラベルの位置や、素材の使い分けなど参考にしてみてください。
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