RECLINING BED Column

どんな年代の方も使える
おしゃれな電動ベッドおすすめ5選!
選び方は?メリットは?

電動ベッドというと、介護や病院のベッドを思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし今その考え方が変わってきています。電動ベッドは、おしゃれなデザインのものも増え、若い方も含めて快適なライフスタイルを取り入れるためのベッドとなってきているのです。ライフスタイルが変化する中「部屋のインテリアにぴったりの電動ベッドってあるの?」「どのような機能があるのか分からない」「睡眠時の悩みを解決してくれる電動ベッドを選びたい」など、様々な疑問や悩みを持つ方もいるでしょう。生活を電動ベッドでより豊かにするために、どんな世代の方でも使えるおしゃれな電動ベッドを選びのポイントについてご紹介します。

更新日:2025/08/01

そもそも電動ベッドとは?

電動ベッドとは、電動で背もたれの角度を調節する背上げ機能、脚の部分を上げる脚上げ機能、ベッドの高さを調整する上下昇降機能などの機能をもったベッドのことです。他にも独立して首の角度を調整できるようなタイプもあります。電動ベッドのスペックとしては一般的に「モーター数」が表示されており、2モーターのタイプは背上げ機能と脚上げ機能、3モーターのタイプは背上げ機能、脚上げ機能、上下昇降機能というように、モーター数が多いほど多機能になるのが一般的です。ただし商品によってはこれに当てはまらない場合もあるので、モーター数だけを判断基準にせず、機能をしっかり確認して選びましょう。
電動ベッドというと介護での利用を想像しがちですが、近年ではインテリアに馴染むデザイン性が高いもの、機能性や安全性にこだわったタイプなど用途や希望価格に応じて様々なタイプの電動ベッドを選ぶことができます。

電動ベッドのメリットとは?

電動ベッドの最大の魅力は、生活のシーンに合わせて快適な姿勢を調整できることです。
具体的には、以下のようなメリットがあります。

  • 快適な姿勢調整
    ボタンひとつで背や脚の角度を調整できるため、読書やスマホ操作などのくつろぎ時間にも最適です。自分に合った姿勢でっくつろぎ時間を過ごすことで身体への負担が軽減され、生活の質(QOL=Quality of Life)の向上にもつながります。
  • 健康的な姿勢保持をサポート
    呼吸のしやすさなど、身体への負担をやわらげる姿勢がとりやすく、快適な休息を支えます。
  • 介護負担の軽減
    背上げ機能により、誤嚥や胃液の逆流のリスクに配慮した姿勢がとりやすく、介護の場面での負担をやわらげる効果が期待されます。
  • 操作性の高さ
    角度調整はリモコンで簡単に行え、最近ではコードレスタイプやスマートフォンで操作できるモデルも登場し、より便利に使えるようになっています。

電動ベッドはこんな方におすすめ!

よりくつろいだ時間を過ごしたい方

部屋にくつろぎ空間をつくりたいという方におすすめです。例えば、背上げ機能を使えば、読書やテレビ観賞、パソコンなどの軽作業も電動ベッドの上で行うことが可能です。休日にベッドの上でリラックスする時間が欲しい方にもおすすめです。限られた部屋を有効活用したいという方にも電動ベッドはおすすめで日中はソファ代わりとして、睡眠時は通常のベッドとして使用すれば、寝室とリビングの2つの役割を担ってくれます。

日々の生活で体に負担を感じている方

日常のちょっとした不快感や疲れとして現れる体の負担は、年齢や生活習慣、睡眠環境など、さまざまな要因によって引き起こされます。たとえば、起き上がりがつらい、足が重く感じる、寝ても疲れが残りやすいと感じるなどの小さな不調は誰にでも起こり得るものです。電動ベッドは、そんな日常の不快感を軽くしたいという方にもおすすめです。背上げ機能を使うことで、呼吸に配慮した姿勢をとりやすくなり、脚上げ機能で脚を少し高くすることで足のむくみ対策に期待が持てます。これらの機能が快適な姿勢保持をサポートし、リラックスした時間を過ごしやすくなります。将来的に足腰への負担が気になってきた場合にも、背上げや上下昇降機能を活用することで、起き上がりや立ち上がりをスムーズに行いやすくなり、毎日の暮らしを快適に支えてくれます。

ずっと使いたくなるおしゃれな電動ベッドの選び方

デザイン性

モーター数による機能の違いや、レッグやリモコンのタイプをライフスタイルに合わせて選べるだけでなく、インテリアに馴染む落ち着いた木製タイプ、小物が置けるキャビネットタイプ、レザーを大胆に使ったベッドなど電動ベッドには様々なラインナップがあります。どのような機能が必要かに加えて、デザインの面からもお気に入りの電動ベッドを探してみてはいかがでしょうか。今使っているベッドのデザインが気に入っている場合、床板(とこいた)を取りはずして電動ベッドユニットに変えるだけで電動ベッドにすることもできます。(フランスベッド製ベッドフレーム※一部商品を除く にのせ替え可能です)

ベッドの大きさと設置場所の確認

電動ベッドは一般的にシングルサイズ・セミダブルサイズが多いですが、フランスベッドではダブルサイズやキングサイズの電動ベッドも取り扱っています。ゆったりとリラックスしたい方、体が大きい方は大き目のサイズを検討するのが良いでしょう。但し、電動ベッドはモーターとそれを支える電動フレームが含まれるため普通のベッドよりも重くなります。キャスターがない場合は設置後の移動が難しくなりますので、あらかじめコンセントや電源コードの場所を考慮に入れて、設置場所を決めておきましょう。

寝心地の良いマットレスを選ぶ

電動ベッドを選ぶ際には、ベッド本体の機能だけでなく、寝心地の良いマットレス選びも重要なポイントです。
フランスベッドが日本で唯一生産している「高密度連続スプリング🄬マットレス」は、1本のスプリングで編み上げられた独自構造により、身体を面全体でしっかり支え、自然な寝返りをサポートします。また、中空構造のスプリングなので、空気が流れやすく、湿気や熱を効率的に放出するため、湿気の多い日本の気候にぴったりで、衛生面でも安心なので幅広い世代の方々に選ばれています。
この高密度連続スプリング🄬は、フランスベッドの電動ベッド用マットレスにも採用されており、耐久性と快適性を兼ね備えた寝心地を提供しています。また、背上げ時に腹部への圧迫を軽減する独自構造のマットレスもあり、電動ベッドの機能をより快適に活かすことができます。

生活に馴染むおしゃれな電動ベッドを紹介

電動ベッドに関するよくある質問

Q_電動ベッドは寝心地はどうなのか

A_電動ベッドの寝心地は、使用するマットレスによって大きく左右されます。一般的に、電動ベッドには動かしやすさを重視した薄型のウレタンマットレスが使われることが多く、「ムレやすい」「へたりやすい」と感じる方もいらっしゃいます。
寝心地にこだわる方には、フランスベッドの高密度連続スプリング®を採用した電動ベッド用マットレスがおすすめです。1本の鋼線で編み上げた中空構造により、通気性と耐久性に優れ、湿気や熱を効率よく放出。面全体で身体を支える構造は、自然な寝返りを促し、理想的な寝姿勢をサポートします。

Q_介護用の電動ベッドと家庭用の電動ベッドの違いは?

A_介護用の電動ベッドと家庭用電動ベッドの違いは、対象となる人が異なる点にあります。介護用の電動ベッドは、ベッドの幅が約85cmと一般的なシングルサイズよりも狭く、介助者の手がベッド全体に届きやすい設計です。また、作業しやすい高さに調整できる上下昇降機能など、主に「介護をする人」側にも配慮された構造が特徴です。
一方、家庭用の電動ベッドは、使用する方の快適さを重視しており、インテリアに調和するデザイン性や、ゆったりと寝られるセミダブル以上のサイズ展開があるのが特徴です。
なお、安全性に関しては、JIS規格には「在宅用電動介護用ベッド」としての基準が定められていますが、家庭用電動ベッドには専用の規格は存在しません。フランスベッドでは、家庭用ベッドにもJIS規格と同等またはそれに近い内容の試験を実施しています。ただ、市場には、こうした基準に達していない安価な製品も存在するため、購入時には安全性の確認が重要です。

Q_リクライニングしているときに停電になったら、どうすればよいか

A_背もたれが上がっている、脚上げの状態で停電してしまった場合、そのままの状態で停止し、リモコンでは操作できない状態になります。安全のために、まずはベッドの電源プラグをコンセントから抜いてください。一部の電動ベッドには非常用の内蔵バッテリーがあるもの、手動で水平に戻せるものもありますが、こうした機能の有無は機種によって異なります。災害などの停電時に備えてできるだけ手動で水平にもどせる電動ベッドを選びましょう。詳しくは取り扱い説明書を確認し、安全に十分注意しながら操作をしてください。停電時のトラブルに備えて、就寝するときはフラットの状態に戻す習慣をつけるなどの対策をしましょう。

まとめ

電動ベッドは今、多様なライフスタイルにあわせて機能面の充実だけでなくおしゃれなデザインのものなど様々なラインナップがあります。日常のくつろぎ空間で使いたいという方も増加し、ひとりひとりに寝心地以上の豊かさを与える存在となってきた電動ベッド。自分のライフスタイルに合うもの、インテリアに馴染むものなど自分だけのこだわりの電動ベッドを探してみてはいかがでしょうか。
背上げ、脚上げ、上下昇降など機能の違いはもちろんですが、電動ベッドで過ごす時間のほとんどは睡眠です。電動ベッドでも機能だけではなく寝心地にもこだわって睡眠の質を高め、上質な眠りをとれるものを選ぶことが大切です。

上村英樹

この記事の監修者

上村英樹

フランスベッド株式会社 / インテリア営業開発推進課課長

大阪経済大学経営学部を卒業後、1997年フランスベッド株式会社に入社。関西エリアで25年以上営業業務を経験後、インテリア事業本部へ。
現在はベッドやマットレス、羽毛布団など広範囲にわたる商品知識と接客経験を活かし、スリープアドバイザー研修や新入社員研修等の社内研修講師を務める。

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