眠りの疑問 -布団について- SLEEP FAQ
Q
シーツを洗う頻度はどれくらい?正しい洗い方を知りたい
更新日:2025/11/11
A
シーツは汗や皮脂で汚れやすいので、週に1回は洗濯するのが理想です。シーツを汚れたまま使っているとダニや雑菌・匂いなどの原因になり、シーツの下の寝具も汚れてしまうことがあります。夏場や、寝汗をかきやすい方はとくにシーツのこまめな洗濯を心がけましょう。 マットレス商品一覧はこちら
シーツってどれくらいの頻度で洗う?
シーツは1回の使用で汚れが付着することを考えると、毎日こまめに洗濯することが望まれます。けれど梅雨どきなどは外に干せなくなるし、大きなシーツを毎日洗濯するのは大変。汚れの許容範囲と家事をする人の負担を考慮して、週1回くらいの頻度で洗濯をすると良いでしょう。また季節によって、夏は週1回、冬は2週に1回としてもよいでしょう。しかし雨の日やお出かけでシーツを取り込めない日などがあって、習慣化するのは難しいという方もいるのでは……。そんなときは週に一度まとめてクリーニングに出すようにすれば、天気に関係なくシーツを清潔に保つことができるのでおすすめです。
シーツを洗う前の準備
シーツを洗濯する際には、以下の準備が必要です。
水洗い可能か洗濯表示を確認する
洗濯表示を確認してください。家庭洗濯のマーク(洗濯桶に数字、洗濯桶に手)がついていたら自宅で水洗いOKです。それ以外はクリーニングに出しましょう。
使う道具を用意する
主に以下の道具を揃えておくようにしましょう。
- 大き目の洗濯ネット1枚
- 物干し竿2本、または洗濯ハンガー2本
- 洗濯バサミ3個以上
粘着カーペットクリーナーでシーツのホコリやゴミを取る
洗濯機でシーツを洗濯した後、シーツに小さなゴミが広がってついていたという経験はありませんか? それはホコリやゴミを取らずに洗濯機に入れてしまったことが原因です。シーツを洗濯する前には表面についたホコリや小さなゴミを粘着カーペットクリーナーなどで取り除くようにしましょう。
シーツを洗濯する手順
- ホコリやゴミを取ったシーツを洗濯ネットに入れる
- 洗濯機の取扱説明に従って洗濯から脱水まで行う
- 脱水後、すぐ洗濯機から出す
- シーツを干す
洗濯ネットに入れる際に注意すべきポイント
洗濯ネットに入れるのは、シーツをそのまま洗濯機に入れてしまうと絡んだりシーツが傷む原因になるからです。洗濯ネットにシーツを入れる際は以下2つの注意ポイントがあります。
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じゃばら折りで入れる
じゃばら折りにすることで細かいシワがつきにくくなります。また洗剤がまんべんなく奥まで浸透しやすくなります。
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カバータイプでファスナーがついているシーツはファスナーを閉じて入れる
閉じて洗うことで袋状のシーツ内にホコリやゴミが入るのを防ぎます。
洗濯機に入れる際に注意すべきポイント
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洗濯機の設定をきめる
「毛布コース」や「布団コース」にしておくと、シーツにぴったりの洗い方で洗濯してくれます。また、洗濯表示が「洗濯桶の下に線があるマーク」や「洗濯桶に手のマーク」の場合はデリケート素材用のコースを選びましょう。洗剤はおしゃれ着用中性洗剤がおすすめです。
脱水後の際に注意すべきポイント
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すすぎが終わったら速やかに出す
濡れたたままのシーツをそのままにしておくとシーツに嫌なニオイがついたり、カビの原因になったりします。また、洗濯機本体にカビを発生させる原因にもなるため、すすぎが終わったら速やかに洗濯機から取りだしましょう。
干す前にたたんだ状態で5分ほど置いておくと、シーツ自体の重さでシワが伸びやすくなります。
シーツの干し方で注意すべきポイント
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布同士ができるだけ重ならないように干す
2本の物干し竿がある場合は、その両方にかけてM字型にかけて干します。洗濯ハンガーで干す場合は、シーツを縦にハンガーの幅(3つ折り程度)に折り2本のハンガーに通して干します。
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風に当てる
風に当てることで洗濯の際にできたシワも伸びるため、アイロンの手間も省けて一石二鳥。その際には、風でシーツが飛ばないように両端・真ん中を洗濯バサミで固定しておきましょう。部屋干しの場合は扇風機の風でもOKです。
以上、シーツの洗う頻度や洗濯する手順、気をつけるポイントを紹介しました。衛生的にも、健康的にもシーツを清潔に保って心地よい睡眠環境を作りましょう。