スリープ研究センター

センター・研究室紹介

フランスベッドスリープ研究センターフランスベッド
スリープ研究センター
(東京都昭島市)

フランスベッドでは1963年に基礎研究部を設け、自社の独立した研究に加え、大学の研究室や他の研究者との共同研究により、寝姿勢と保温性、寝床内の温度と湿度、体圧分散と寝心地、枕の適当な高さといった基礎的な研究から、スプリングの構造と耐久性、マットレスの弾性、ベッドフレームの強度など、人間工学的な寝具の科学を追究してきました。

その後さらに、現代社会の中でより快適な睡眠を求めるベッドはいかにあるべきかを考え、1993年にスリープ研究センターを開設。以来今日まで、寝床内の環境、床づれ、いびき、不眠症、睡眠時無呼吸症候群などにも研究の幅を広げ、健康な生活のための快眠はいかにあるべきか、医学的な睡眠の科学を追究しています。

業務内容
  • 寝具、睡眠に関する基礎研究と実験

     (大学、研究機関、関連会社、提携会社との共同研究を含む)

  • 基礎研究を通じての新商品の開発
  • 学会で研究成果の発表
  • 国内外の寝具、睡眠に関する資料と情報の収集
睡眠研究室

同研究室にあるベッドには各種の計測装置がセットされ、1. 寝床内温度、2. 寝床内湿度、3. 体動(寝姿勢の変化)、4. 体圧分布、5. 脳波、6. 筋電、7. 呼吸、8. 心電などのデータが、秒単位で自動的に測定できる仕組みになっています。
主な被験者は社員ですが、外部の研究機関や病院と共同研究を行いながら、さまざまな体格・体質をもつ人の睡眠に関する基礎データを豊富に集め、それを活用することにより、眠りとは何かの探求、よりよい寝具の追究に努めています。

睡眠研究室の様子

睡眠研究室

環境試験室

近年、「快適な睡眠環境を提供するための実験・研究」への比重が高まってきたため、寝床内の温湿度や寝具の保温性・吸湿性・発散性の試験を実施できるようにした施設です。
試験室内の温度はマイナス10~プラス60、湿度は20%~85%まで調整が可能で、室内の温度・湿度を一定の条件としての試験や、乾燥と湿潤とを繰り返す試験などに使用されています。

環境試験室の様子
  • 実施試験
    1. ふとんの保温性試験
    2. エアーマットレスやウォーターマットレスのヒーター温度試験
    3. マットレスの吸湿性・発散性試験
    4. フレームの変形試験
    5. 高温多湿条件下での機能製品の異常試験
環境試験室の様子

環境試験室

体圧分布測定器

寝具に求められる性能のなかでも、「寝心地」に対する関心が高まっています。この測定器は、寝心地を決定する大きな要因としての体圧分布を正確に測定するものです。
シーツ状のカバーの中に組み込まれた684個の測定セルには、直径1ミリほどのホースが接続され、さらにホースの先は圧力センサーと結ばれていることで、 測定セルに加えられた圧力は電気信号に変換され記録されます。この測定器でマットレスごとの体圧分布を様々な条件下で測定し、「寝心地のよさ」を追求する とともに、記録されたデータの蓄積は当社の商品開発に反映されています。また、この装置は一晩中の体動を毎秒ごとに画像で記録するため、寝姿勢の変化と睡 眠満足度との関連や、睡眠と寝具との関りを探求することもできます。

体圧分布測定器の様子

体圧分布測定器

テンシロン万能試験機

テンシロン万能試験機(RTC1225)は、マットレス表地やソファ表地、ビニールシートや各種寝装品の素材について、強度・耐久性、温湿度などの変化に ともなう素材の諸性能の変化、またJIS規格を上回る独自の品質基準であるFES(フランスベッド・エンジニアリング・スタンダード)規格に合うかどうか を調べるために活用しています。さらに、複数の素材を貼り合わせた表地の剥離試験や、一定の荷重をかけ続けるクリープ試験のほか、ベッド床板素材の圧縮試 験や曲げ試験にも用いています。近年は染色や折り方、糸の太さなど表地の素材がますます多様化していることから、連日、サンプルが当研究センターに持ち込 まれています。

テンシロン万能試験機の様子

テンシロン万能試験機

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